税金はN分N乗の「世帯方式」を検討 税率10%

税金はN分N乗の「世帯方式」を検討

❏自民党の有志議員が近く、子どもの多い世帯ほど所得税が軽減される「N分N乗(世帯課税)方式」の導入に向けた勉強会をスタートさせることが分かった。2017年2月19日 10時20分
http://mainichi.jp/articles/20170219/k00/00m/010/082000c

少子化問題と税金

単身世帯の税率33% 
課税所得1000万で、税率33%で330万
課税所得500万で、税率33%で165万
課税所得300万で、税率33%で99万

世帯あたりの所得÷人数×税率10%×世帯人数
世帯所得合計1000万、世帯人数で割り、4人(夫婦2人子供2人)だと250万
税率10%で25万、世帯人数4人をかけて100万

世帯所得合計500万、世帯人数で割り、4人(夫婦2人子供2人)だと125万
税率10%で12.5万、世帯人数4人をかけて50万

世帯所得合計300万、世帯人数で割り、4人(夫婦2人子供2人)だと75万
税率10%で7.5万、世帯人数4人をかけて30万

※現在の税法は、5%から45%までの7段階の累進課税


https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm

子供がたくさんの家庭は税金が安くなる…。
こんなシンプルな方法は効果があるかどうかではなく、すぐにやってみるべきだ。
効果がでるのに20年もかかるからだ。

今の日本はあまりにも、若者が少なすぎる。年寄りになってから、面倒みてもらうのは全て外国人のサービスという構造も当然だ。

子供を生みたくなる、産む不安、育てる不安を解消する政策こそが未来だと思う。

3人目からは、税金発想ではなく、報奨金あげたいほどだ。
教育の問題などは、ネットで学習する意欲さえあれば、いくらでも機会は得られるようになっている。

懸念されている、「中低所得世帯」であるが、


❏自民党の有志議員が近く、子どもの多い世帯ほど所得税が軽減される「N分N乗(世帯課税)方式」の導入に向けた勉強会をスタートさせることが分かった。少子化に歯止めをかける所得税改革と位置付け、党税制調査会での本格的な議論につなげる考えだ。

❏所得税は所得が大きいほど税率が高くなる累進課税で、現在は5%から45%までの7段階。現行制度は個人に課税するため、共働きの場合は夫と妻にそれぞれ課税される。これに対し、N分N乗方式は課税所得を世帯で合計して家族の人数で割り、税率を掛け合わせて1人当たりの税額を算出。さらにこの額に家族の人数を掛け合わせ、世帯が払う税額を決める。課税所得は家族の人数で割ることで決まるため、子どもが多い世帯ほどより低い税率が適用され、税額が少なくなる仕組みだ。

❏所得が1000万円で両親と子ども2人の4人世帯の場合、控除を省略して考えれば課税所得は4分の1の250万円で適用される税率は10%。同じ所得の単身世帯に税率33%が適用されるのと比べ、所得税額は3分の1以下になる。

❏N分N乗方式はフランスで1946年に導入され、80年代に拡充された。同国の2015年の合計特殊出生率は1.96と日本(1.45)を大幅に上回っており、N分N乗方式が人口減少を食い止めたと評価されている。

❏一方、もともと所得税額が少ない中低所得世帯への恩恵は限られる。自民党も07年度税制改正で議論したが、「効果が出るかどうか判断できない」として見送った経緯がある。

情報源: 自民有志議員:子多いほど税軽減…「世帯方式」検討へ – 毎日新聞

※現在の税法は、5%から45%までの7段階の累進課税

https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm