報復に報復で応えてはいけない!ISILの民は先祖サラディンをいまこそ想い出せ!

報復に報復で応えてはいけない!目には目を歯に歯をは、無限連鎖を繰りかえす。
ハンムラビ法典のタリオの法歴史を繰り返しても、何も残らない。残るのは、無限の憎しみだけだ。

いま、ISILの民こそ、英雄サラディンの時代を想い出すべきだろう。

第一回十字軍(1096年11世紀)は、イスラム教徒を7万人殺戮した。しかし、イスラム教徒のサラディンはエルサレムを奪還し、休戦にまで持ち込んだ。さらに、同胞を過去に7万人殺されたサラディンは、十字軍の戦士を身代金のみで開放した。

1169年(12世紀)イスラム教徒のサラディンは、アイユーブ朝を興し、同じイスラムのシーア派のファーティマ朝を倒し、キリスト教徒の十字軍と聖地エルサレムを巡って戦っていた。
1192年、第三回十字軍の遠征でイギリス国王のリチャード一世(獅子心王)は病で倒れた時、サラディンは、「戦場以外では戦わない」と講話条約と休戦を実施し、キリスト教徒にもエルサレムの順礼を許可したという歴史を持っている。その後、アイユーブ朝は分裂し、エジプトにスンナ派のマムルーク朝が生まれる。その王朝はオスマン帝国の登場(1299年13世紀)まで続いた。

過激派組織「イスラム国」を名乗るグループが、後藤健二さんとの身柄の交換を求めていたサジダ・リシャウィ死刑囚について、ヨルダン国営テレビは、刑が執行されたと伝えた。

ヨルダン国営テレビは「4日未明、サジダ・リシャウィ死刑囚の絞首刑が執行された」と報じた。

刑が執行されたのは、サジダ・リシャウィ死刑囚とジヤド・カルブリ死刑囚の2人。

ヨルダン軍のパイロット殺害の映像が公開されてから、半日たたない中での執行となる。

リシャウィ死刑囚をめぐっては、「イスラム国」が、後藤健二さんの解放と引き換えに、釈放を求めていた。

引用元: www.fnn-news.com: リシャウィ死刑囚ら2….

イスラム過激派組織「イスラム国」が拘束していたヨルダン軍のパイロットを殺害したとする映像が公開されたことを受けて、ヨルダンでは市民が抗議集会を開くなど大きな衝撃が広がっています。

日本時間の4日未明、イスラム過激派組織「イスラム国」が拘束していたヨルダン軍の戦闘機のパイロット、ムアーズ・カサースベさんを殺害したとする映像がインターネット上に投稿されました。
これを受けて、アメリカ訪問中のヨルダンのアブドラ国王は、国営テレビを通じて緊急の声明を発表し、殺害を確認しました。
首都アンマン中心部の集会所には、深夜にもかかわらず200人を超える人が集まり、「必ず報復する」などと大きな声を上げて、怒りをあらわにしていました。

「イスラム国」が後藤健二さんの解放と引き換えに、ヨルダンで収監されているサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を求めた際、ヨルダン政府はムアーズさんの解放を求めていました。
ムアーズさんが殺害されたことを受けて、欧米のメディアは、ヨルダン政府がリシャウィ死刑囚の死刑を日本時間の4日にも執行する可能性があると伝えています。