エリザベス・ホームズ 時価総額1兆円超えのアメリカの小保方さん騒動

女性版ジョブズや、資産45億ドル、時価総額が1兆円以上とかと騒がれたユニコーン起業家、 Theranos(セラノス)社の創業者兼最高経営責任者(CEO)エリザベス・ホームズCEOに、疑惑が起きている。
https://theranos.com/

TED elizabeth-holmes

https://www.youtube.com/watch?v=dBvzKp0AERE
http://logmi.jp/81859

揺らぐ「女性版ジョブズ」 メディアの寵児を生んだ〝シリコンバレーの方程式〟

「血液検査技術で揺れる注目のベンチャー、セラノス」と題した3000語近い記事では、元社員らへの取材から、同社が独自開発したという検査機器は精度に問題があり、血液検査の大半はシーメンスなど外部から購入した従来型の機器で実施していた、などと指摘。

さらに記事の中では、同社で23の特許に携わった研究者(故人)が生前、「何もうまくいっていない、と私に語った」という未亡人の証言も盛り込んでいる。
http://www.huffingtonpost.jp/kazuhiro-taira/theranos-silicon-valley_b_8447410.html

ウォールストリート・ジャーナルをこれまでタブロイド誌だと思ったことはなかったが、未亡人による(検証不能なまた聞きの)証言を引用するというのは、そんな不適切な領域に踏み込んだやり方だ。
ロサンゼルスの南東、ラグーナビーチで10月19日から3日間開かれたウォールストリート・ジャーナル主催のテックイベント「WSJDライブ」の最終日。
トレードマークのタートルネック姿で登壇したホームズさんは、うつむき加減の厳しい表情で、司会役の同紙テクノロジーエディター、ジョナサン・クリムさんに、そう述べた。

地位も名誉もあり、若くて可憐…。才女で理系という、日本での小保方さんをもちあげて、叩き下ろした構図と似ている。
日本のメディアもWSJもあまり変わらない。しかし、エリザベス・ホームズの良い所は、しっかりとWSJをタブロイドといってのけるところだ。小保方魔女裁判の結果は、なんだか、小保方さんだけが悪い状況でしぼんでしまうが、もしも小保方さんが、エリザベス・ホームズだったら、どんな闘いかたをしただろうか?

アメリカのマーサ・スチュワートもインサイダー取引で、家庭的なイメージが崩れてしまった。

いずれの国も成功している人は妬まれるという構図は一緒のようだ。