facebook 第4四半期2015年売上38億5000万ドル(3850億円)純利益15億ドル(1500億円)利益率38.9%

facebook 第4四半期2015年売上38億5000万ドル(3850億円)純利益15億ドル(1500億円)利益率38.9%

米Facebookが1月28日(現地時間)に発表した2014年第4四半期(2014年10月-12月)決算は、売上高が前年同期比49%増の38億5000万ドルだった。モバイル広告が堅調に伸び、アナリストの平均予想を上回った。

売上の93%に相当する35億9000万ドルが広告収入だった。そのうちモバイル広告の割合が前期の約66%から約69%に拡大した。

会計原則(GAAP)ベースの純利益は、前年同期の5億2300万ドルから34%増の7億100万ドルで、1株利益は0.25ドル。研究・開発費が172%増、マーケティング&セールス費が114%増と、前期に続いてコスト&費用(27億1800万ドル)の増加に利益が圧縮された。非GAAPベースの純利益は86%増の15億1800万ドル (1株あたり0.54ドル)。

❏2014年12月末時点の月間アクティブユーザー数(MAU)は前期比3%増の13億9300万人
❏そのうちモバイルMAUは6%増の11億8900万人
❏またモバイルのみのMAU (モバイルアプリまたはモバイルWebサイトのみ使用)が15%増の
5億2600万人だった。
❏デスクトップ版のみのユーザーが全体の15%であるのに対して、モバイルのみのユーザーは38%

http://news.mynavi.jp/news/2015/01/29/121/

❏同社が28日発表した第4・四半期決算は、売上高と利益がともに市場予想を上回った。しかし、2015年の積極的な投資計画が嫌気され、株価は時間外取引で約2%下落した。
同社株はこうした投資戦略が最初に発表された10月下旬以降7.6%下落している。

❏フェイスブックは、仮想現実(バーチャル・リアリティー)ヘッドセットや衛星など多岐にわたる分野に多額の資金を投入する計画だが、市場から支持を得るのに苦戦している。

❏フェイスブックはこの日、2015年の資本支出が27億─32億ドルと14年の18億3000万ドルから大幅に拡大するとの見通しを示した。

❏同社の従業員数は昨年、採用や一連の企業買収を通じて45%増加し、9200人となった。採用活動に縮小の兆しはなく、同社のウェブサイトで今月募集されている職種は1200を超える。

❏エバーコアISIのアナリスト、ケン・セナ氏は「(フェイスブックは)データや動画、検索などコストのかかる分野に多額を投資する計画だ」と指摘。その上で、投資の必要性について投資家をうまく説得しているとの見方を示した。

❏フェイスブックは、スマホ向けチャット(対話)アプリのワッツアップや、写真共有サービスのインスタグラムなど人気を集める事業を買収してきた。ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)はこれらの新しいサービスについて黒字化を急がない姿勢を明確にしている。

http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPKBN0L20CK20150129?feedType=RSS&feedName=technologyNews&utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter