Googleが今日(米国時間3/11)、Googleとそのパートナー企業が作ったハードウェア製品を売るオンラインストアGoogle Storeを、従来のアプリやコンテンツのストアPlay Storeとは別に開店する。この“お店”には、GoogleのNexusスマートフォンや、各社のAndroid Wareデバイス、Nestのデバイス、GoogleおよびパートナーのChromebook、各種アクセサリ、ケース、キーボード、充電器などが出品される。
Google のAndroidデバイスのハードウェアを一同に集めたサイトがオープンした。
しかし、Chromeデバイスが並んでいないところはまだ、事業部間での隔たりが大きいと思う。
いま、Googleが一番売るべき商品は、新ChromeBook Pixelなのに…。
USB-C採用、12時間駆動、Core i7 16GB RAMも選べる高級Chromebookhttp://japanese.engadget.com/2015/03/13/google-chromebook-pixel-usb-c-12-core-i7-16gb-ram/
これでGoogleがStoreを直営でやり始めると、Apple化してくるが、Googleは自分でマニュファクチャリングするつもりはまったくない。
基本的に、検索サービスを最大化するためのデバイス普及なのである。検索機会が増え、広告を観てもらえるために支援するのだ。それによって一番被害を被っているのがAppleではなくMicrosoftだ。
反対にAppleは、ハードウェアを作りながらも、最適化されたクローズドなOSで、最高のクローズドなハードウェア環境で、クリエイターたちのマーケットプレイスをプロ・アマ、個人、法人に関わらず、開放しながら、30%近くの手数料を稼ぐという広告ではないクラウドビジネスを手がけている。
Appleはある意味、Google化していると言えばしているのだが、「検索」と「広告」に手を出さないということで、AppleとGoogleは、出来レースで、がっちりと握手したままなのかもしれない。