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ハロウィン仮装で「ウォーリーを探せ」が人気になる理由

ハロウィン仮装で「ウォーリーを探せ」を選ぶ日本人マインド

さっきまで渋谷にいたけれども、なんとも「ウォーリーを探せの集団」の多さに驚いた!

まさに「金太郎飴状態」なのである。

5名程度のウォーリーを探せの仮装がいるとそれだけで、インパクトがあるが、その小集団が、同様のウォーリーを探せの小集団と出会って、そこで、写真を撮る…。さらに他の小集団が加わり、ウォーリーを探せだらけになっていく(笑)。

ROI率の高いウォーリー仮装


http://mery.jp/54251

なんといっても、ウォーリーの仮装は、「らくちん」で「集団化」した時のインパクトの面白さ、そして、ソーシャルでの「ネタコンテンツ力」が抜群なのだ。

まず、ウォーリーの衣装は、下半身はなんでもよい。つまり着替えは上だけ。しかも、縞々のロンTと帽子と丸メガネ…。以上なのだ。
ドン・キホーテで買ってくればそれだけでイベントが盛り上がる。一緒に遊びに行く人もウォーリーで揃えよう!ですむからだ。

さらに「小集団」×「小集団」×「小集団」=「大集団」となるのだ。今回、味を占めた人たちは、来年までしまっておき、さらに2016年もウォーリー仮装がさらに増えることだろう。昨今、流行っていたギミックが大変なゾンビも、おなじように、ゾンビの「小集団」×「小集団」効果があったから流行した。

そして、それを大量に増やしたのはソーシャルメディアだ。

ハロウィンとソーシャルメディアは相性が良く、ウォーリーネタへのコメントもカンタン! 「◯◯!どこにいるの?」という常套句的コメントであふれる…。
ウォーリーの知人を探すというゲーム性がさらに増えるからだ。

facebook、instagram、twitter にウォーリーが大出没となった。

コストも安く、変身がカンタン、効果もネタ化しやすい。

しかし、問題は埋没する個性だ。どこに私はいるでしょう?で決して、目立たない美徳を感じられるのだ。きわめて日本人的なメンタリティーだ(笑)。

ハロウィンに参加したいのはいやだけど、集団に完全に埋もれてしまいアノニマス化するのは日本人にとって都合の良いキャラクターなのだ。

そして、知人たちとの宴も終わった時に、行きも帰りも、ロンTとメガネをはずした瞬間に、素の自分に一瞬に戻れるのだ。それと比較すると、ゾンビは大変だ。あれだけメイクにこだわっても、自分の個性がわかりにくい…。ダウングレードしているんだけどそれはキモいとしかいわらない(笑)。

さらに、ゾンビで終電で1人というのは、日本人的なメンタリティーではかなりきつい…。
だから、渋谷や六本木のトイレは大変なことになるのである…。

なので、ウォーリー仮装が、同調勢力が牛耳る日本のソーシャルでも無難なのである。