「家売るオンナ」にみる発達障害視点の役割


http://www.ntv.co.jp/ieuru/

「家政婦のミタ」にしても、ちょっと日常では考えられない人格を通すことによって見えてくる社会がある。
「家売るオンナ」があっという間に最終回だという。
あわてて見返してみた。

北川景子の感情を制したエキセントリックな演技にハマる。

空気を読まない、同調しない、愛想よくしない、それらを廃することによっての、実直なアドバイス、ウソを言わないという信頼性を勝ち得ている…。

しかし、これってAIが進化して、感情を廃したロボットでもできることなのかもしれない…。うん、人間が一番信用できない存在ということだけは確かであるが…。

北川景子「家売るオンナ」、最終回で最高視聴率13・0%
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160915-OHT1T50097.html


❏普通の人なら当然できる人間関係が、彼女にはできません。普通の人なら当然わかる人の心が、彼女にはわかりません。しかし、主人公三軒家万智は、とても有能で誠実です。家を売るためなら、手間を惜しみません。その家と、その家族を、見事にマッチングさせます。

❏社会人として、言葉はとても丁寧で、敬語も完璧です。ただし、お世辞はいいません。調子の良いことも言いません。だから、時に人を怒らせ不快にさせますが、最後は信頼を得ます。彼女は嘘をつかないのです。人生を左右する何千万、何億の買い物をする客にとって、三軒家万智はとても信頼できる不動産屋です。

❏最初は、仕事はできるものの、ただの無愛想で厳しいだけの人に見えます。しかし、三軒家万智はただ家を売るだけではなく、客の家族を作り直します。人生を輝かせます。彼女は、ただ「私の仕事は家を売ることです」と淡々というだけなのですが、自分の仕事が客の人生を左右することを自覚しています。最終回では、本社の意向に逆らってまで、客のために奮闘します。三軒家万智の仕事ぶりは、周囲を感動させ、人々の心を変えていきます。

❏偏屈者、変わり者の三軒家万智です。かなり強引なこともします。客も同僚も、最初は訳がわかりません。しかし、結局はみんなが彼女を信頼し、感謝し、愛を向けるのです。

情報源: 「家売るオンナ」:発達障害者?が語る愛と真実と感動(碓井真史) – 個人 – Yahoo!ニュース

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