『群れない生き方』

2018年初の朝の通勤電車。
みんなの顔が険しすぎる‥。

朝の通勤電車の人々、険しい顔をして、誰も笑っていない。
むしろ、いらついて、不機嫌で、空間が少しでもあれば、ずっとスマホとにらめっこ。
耳には、白いヒモで社会から隔離されている。

2つ前くらいから目的駅の出口に近寄らないと、降りることさえままならない…。

電車を降りた瞬間、この通勤電車で、人はみな自分のスイッチをオフにしていることを確認する。

そう、頭も、心も、そして体もスイッチをオフにし、
ただ、ただ、エネルギーを消費しないように、している。
通勤電車に今日も乗せられているだけの物体だ…。

朝9時の約束…。
起きる自信がないので、早寝すると、朝の3時から目が覚めた…。
毎朝、目覚まし音で起きて出勤するという生活をこの何十年したことがない。

好きな時に寝て、好きな時に起きる。
目覚まし時計は、かけたことがない…。
もう、何十年も起きる時間を気にしたことがない。

眠たい時は、90分のタイマーをセットした…。
最近は、Alexaかok googleに告げるだけだ。

AMは、完全に自分のための時間
AMは、自分の予定でブロックする。

アポイントもできる限り入れない。
いれるならば、19時、17時、15時、13時の逆の順番。

できる限り、人と未来の約束はしない。
未来は、さ来週まで。それ以降は完全に未定。

とても自堕落な生活だ。
いや、それもいい。その瞬間で一番ベストな事を選ぶ。
「自堕落(じだらく)」でいこう!

いろんなイベント予定を複数でいれておき、体調や天候、仕事によって選ぶ。
90分ごとにやったことを必ずノートする。
それだけで、自分の自堕落が可視化できる。

自由なんてものは、まったく自由でない。
自由には、責任がつきまとう。
自由には、保障がない。
自由には、責任がない。
完全に自己責任だ。

自由でいるためには、努力しなければならない。
何もしないで自由にはならない。
自由は勝ち取るものだ。
自由は、人から、そして群れから奪うものだ。

一番、自由を蝕むのが、群れてしまうことだ。

群れるのは、楽だ。
群れるのは、安心だ。
群れるのは、心地よい。
群れるのは、考えなくていい。

しかし、群れている限り、自由はない。
永久に自由はやってこない。

群れない生き方を選択するんだ。

たとえ「組織」にいても群れない。
むしろ、組織を利用する、群れない生き方を選択する。

組織は手段だ。
組織は戦略だ。
組織はチームだ。
チームは個人力のあつまりだ。
個人力は、経験とルーティーンとモチベーションのスキルセットだ。

誰にもできることをやっていてはいけない。

自分にしかできないことを選ばなければならない。
何ができるか、何が得意か、よりも

何が、人より苦労なくできるか?
何を、している時が一番、自分が輝くか?
何を、している自分が一番好きか?
そして、何を、するのが、一番人のためになるのか?

自分の為よりも、人の為のほうが、本当は人は輝ける。
承認欲求も満たされる。社会の為になればなるほど
尊敬され、そして儲けられる。

誰かの為になる1日を過ごせたか?
群れているのは誰かの施しをうけただけだ。
まずは、自分の為、そして家族の為、そして会社や事業を通じて、
人のため、社会のため、人類のため、地球のため、宇宙のため、先祖のため

自分の人生を、あとで振り返る時に
自分のために費やしたと思いたい。
社会のために費やしたと思いたい…。

『かもめのジョナサン』