商社、ブランド、代理店と多岐にわたる中間流通をすべてカットした、ルミノックス、スカーゲンの元プロモーターだった、遠藤弘満代表が創業したKnot。
なんだかストラップも選択できたり、時計のありかたをSAPで変えてくれそうな予感!
「ムーブメントはシチズン製、ケースは厚さ6.5mmの薄型設計。フェイスには硬質なサファイアガラスを使用する。ストラップにイージーレバーを備え、ストラップを簡単に交換できるようにした。」
これだけでも、わかりやすい! ムーブメントを隠さずにわかりやすくしてくれたほうが良い。
メイド・イン・スイスと高価な広告宣伝費やマーケティング費用が上乗せされている機械式ブランドにこだわるよりも、国産で高品質な時計でも十分勝負できると思う。そして、価格が、オーバーホール費用よりも安いとくれば!…。
KnotのウェブサイトはどことなくApple WATCHを見ているような気がしてきた…。ワクワクするなぁ…。
http://knot-designs.com/
セイコーが世界初のクオーツ式腕時計「アストロン」を発売した1969年以降、腕時計市場の製造現場は大きく変わった。大手メーカーが心臓部にあたるムーブメント(動力部)を供給し、商社や代理店が開発・製造・販売などを細かく分業するようになった。
そして100年以上が経った今、製造から販売までをすべて自社で請負う新たなメーカーが日本に誕生した。社名はノット。日本製にこだわり、製造小売、今風にいえばユニクロ式のSPA生産を国内腕時計業界で初めて実現する。
ノット創業者の遠藤弘満代表はルミノックスやスカーゲンなど腕時計の元プロモーター。スマートフォンに押される腕時計の再起を図りたい、高品質かつ低価格に作れれば勝負はできると考えた。
まずはデザイン、設計、組立、精度調整、最終検査などの製造工程を自社と協力会社に統一し、委託コストを削減。ケースとストラップのサイズを標準化して金型代をおさえ、開発費も削減した。
さらに商社、ブランド、代理店と多岐にわたる中間流通をすべてカット。
インターネットを窓口に国内の腕時計工場と客を一本で結ぶことで、1万円台でもメイドインジャパン品質の腕時計を実現した。開業前にクラウドファンディングで資金を募集したところ、280人から500万円を超える出資金が集まった。
余剰コストを下げたぶん、品質にはこだわった。
ムーブメントはシチズン製、ケースは厚さ6.5mmの薄型設計。フェイスには硬質なサファイアガラスを使用する。ストラップにイージーレバーを備え、ストラップを簡単に交換できるようにした。