写真なのに動画、写真は、光を使った時を切り取る芸術だ。
しかし、このLive Photosには写真で切り取る時間を数秒の動画と一緒に記録される。
とても不思議な感覚だ。写真は、瞬間の切り抜きなんだけど、Live Photosは、その瞬間の記憶をより鮮明にたどるトリガーとなっていた。
タイムラプスの機能では、「時間の圧縮編集」を可能にしたが、
Live Photosの機能では、「撮影時の記憶トリガー」を可能にしている。
これはおそらくビデオと写真の狭間を埋めることとなる写真の拡張フォーマットとして捉えることができる。
また、写真をブラウズするたびに、Live Photos写真であれば、なんだか不思議な気分にしてくれる。しかし、その不思議さは10分も触っていると自然となり、動かない写真のほうがなんだか不自然に思えてくる。
うん、これがAppleが写真というメディアのの再生、撮影を根底から変えさせようとしていることがよくわかる技術だ。
写真なのに動画なcinema-graphのような効果を生み出していると思う。