グッド!モーニング テレビ朝日
都内の喫茶店の1万8000円の支出に着目。実際に喫茶店のオーナーを取材し、「舛添さんは店に来たことがない」「うちの店で1万8000円の領収書は出しことはない」「誰かが1800円に0を付け足したんだろ」との証言を紹介した。同店ではコーヒーは1杯400円とし、1万8000円となると45杯飲んだ計算になるとも伝えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160525-00000053-sph-soci
これは週刊朝日のスクープを受けたものだ。
どう、考えても、領収書偽装の可能性が高い。
これが事実であれば、都知事は、コーヒー代金の偽装で失脚するという情けない状況になりえそうだ。
あまりにも、庶民的すぎるチョロまかしとしかいえない。
なぜにここまでセコいのかセコゾエ都知事は…。とため息がでる。
しかもこの領収書偽装詐欺の可能性は、2011年の5月のことである。すでに今から5年も前のことだ。
最新はどうなっているのだろうか?
すでに、3月31日に、締め切られているので、今までどおりの倫理感で提出されている可能性が高い。
しかし、この公開は、今年度の秋の11月30日まで待たなければならないのだ。
この公開の先延ばし、そのものが、使途不明金そのものを有耶無耶にさせてしまうものかもしれない。
なぜに、総務省は、公開するのに、国会議員以外の団体で、8ヶ月、国会議員で、6ヶ月も必要なのだろうか?
【疑惑の支出一覧】
●2010年
8月20日 一の俣温泉観光ホテル(山口県下関市) 76,077円●2011年
1月3日 横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ 195,167円
1月16日 自宅近くのイタリア料理店 34,265円
4月1日 高島屋 178,710円
8月19日 タクシー代(沖縄) 25,000円
8月20日 沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザ 119,822円
9月7日 喫茶店(東京・赤坂) 18,000円
10月9日 コミック『クレヨンしんちゃん』 400円、コミック『イナズマイレブン スペシャル』 499円
10月14日 虎屋 41,994円
10月19日 ホテルセントラーザ博多 58,199円●2012年
4月24日 中古車両代 985,000円
5月7日 車両修理整備代 400,390円
5月15日 中古車両代 990,000円
8月13日 花衣の館 日光千姫物語 83,985円
12月16日 湯河原の回転寿司店 16,560円●2013年
1月3日 龍宮城スパホテル三日月(千葉県木更津市) 237,755円
1月24日 イタリア料理店 40,590円
3月23日 回転寿司店 15,560円
4月28日 回転寿司店 15,190円
5月2日 自宅近くの天ぷら店 18,050円
6月1日 イタリア料理店 16,665円
8月16日 天ぷら店 17,700円
8月26日 イタリア料理店 56,090円●2014年
1月2日 龍宮城スパホテル三日月 133,345円
1月10日 天ぷら店 16,800円
1月22日 舛添政治経済研究所 ハウスクリーニング代 281,500円
4月15日 イタリア料理店 83,416円http://dot.asahi.com/wa/2016052400132.html
生活用品のトイレットペーパーからゴミ袋を購入しても、物価の調査のためと言い張れば、政治資金ということとなる。しかし、領収証の桁をごまかしていたとすると、完全なる違法である。
どんな領収証であれ、期日までに添付して総務省に提出されていればまかりとおってしまうのが、政治団体の収支報告書だ。
しかも、公開は年に一度、11月30日まで。
政治資金報告者を見れば政治家の資質がわかる。
上場企業のBSとPLをみるようなものだ。
…であれば、四季報と同様に四半期ごとに政治家の株価というものは知りたくなる。
これは国民の投票の権利と同様に知る権利のひとつでもある。
政治資金収支報告書公開の迅速化が課題
平成27年分(2015年)の国会議員関係政治団体の政治資金収支報告書の提出期限は平成28年(2018年)5月31日(火)です。
(国会議員関係政治団体以外の政治団体の提出期限は平成28年(2016年)3月31日(木)です。)
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/index.html
政治資金規正法の問題点は、提出が年に一度、そして、それの公開をもっと早めるだけでクリアになる。
せっかく、提出がインターネットでできるようになったのだから、翌月にでも公開できるはずだ。
政治資金関係申請・届出オンラインシステム
平成27年(2015年)7月より可能
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/index.html
「はじめてみませんか?」 ではなく、オンラインでの提出を義務付け、提出順に、即日公開していくということができないのだろうか?