歴代映画興行収入5位を躍進中の「ジュラシックワールド」
ジュラシックワールドをマレーシアのペナン島で観た。
マチネで、6マレーシアリンギッド=なんと、@¥32なので、¥192だ。
映画2時間が¥192だと、日本で一回見に行く料金で10本近くは見られる。ロードショーがレンタルビデオ以下なのだ。日本の映画料金は高すぎる!
さて、ジュラシックワールドだが…
物語はシリーズものではなく、純粋に最初のジュラシックワールド1の続編と思えばよい。
このあたりは、安易な続編でお茶が濁されたターミネーターやバットマンと似ていて、もう一度オリジナルに忠実にという状況だろう。
かつての、あの「ジュラシックパーク」が蘇る
まさに、近代的なテーマパークとして、ジュラシックワールドが開園している。驚愕が、闇夜の雨の中でしか登場できなかったTレックス、当時のCG技術を駆使してでもだ。それも仕方がない。
最初のジュラシック・パークは1993年だ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AF
あれから22年も経過しているのだ。
当然、CGの進化もあり、見応えはある。
ハモンド財団の名残りもあったり、かつてのオマージュも活かされている。20数年も前でも映画のシーンはココロに残っているものだ。
ヴェロキラプトルの鳥類の進化系という恐竜の概念は継承されながら、本気のプテラノドンらの襲来にジュラシックワールドは襲われる。
パニックに襲われるジュラシックワールド
やはり、恐竜を見世物にするという発想はいつの時代も破綻する。
しかも大多数の観客も存在する。
この映画でも、もう少しメディアやネットで報道される様、観客がSNSで現場の恐怖をさらに拡散するなどのシチュエーションを入れてほしかった気がする。
一般で見学している人の安全をディズニーランドならば最優先で考えるはずだからだ。
SCSEの行動基準を持っているからだ。何よりも「安全」が重要だ。
それが、観客が逃げまわるけれども、スタッフの数が少なすぎるのだ。このワールドは。生身の恐竜を見世物にしていながらのこの運営はないと思った。
¥200で観た映画だけど、もうちょっと頑張って欲しかった…★
スティーブン・スピルバーグの製作総指揮なんだから、もうちょっとアドバイスしてあげて欲しい。