なぜ? 今? 一体、誰が?
いろんな情報が錯綜するが、すべて憶測…にすぎない。
事実は、金正男氏が何者かによって殺されたという事だけだ。
まるでスパイ映画さながら…の暗殺事件。
彼が亡くなることを誰が一番、喜ぶのか? 金正恩がそれほど喜ぶべきものなのだろうか?
映画だったら、二重、三重にも、仕掛けを用意し、大どんでん返しがあるはずだ。
世の中の推測以外の陰謀や野望を逆張りしておいても損がないだろう。
異母兄弟の暗殺というほど、わかりやすいシナリオはないのではないだろうか?
北朝鮮の故金正日総書記の長男・金正男(キム・ジョンナム)氏が13日、マレーシアで殺害された。突然の事件にもかかわらず、韓国メディアは異例の早さで対応。死因も犯人の招待も明らかになっていない状況のなか、さっそく北朝鮮の偵察総局による「暗殺」と半ば断定した上での強い論調が目立つ。偵察総局とは、北朝鮮によるテロやサイバー攻撃を総括する機関で、2009年に党と軍の特殊作戦組織を統合して設立された。
大方の見方の通り、正男氏が北朝鮮当局により殺されたと仮定した場合、最大の疑問は「なぜこの時期に殺されたのか」となる。2月16日の故金正日総書記の誕生日「光明星節」を控え様々な憶測があるが、韓国でまことしやかに囁かれているのが「金正男亡命説」だ。
金正男氏を死に追いやった韓国誌「暴露スクープ」の中身
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/post-6993.php