中間貯蔵施設への土の搬入が始まった。
https://www.youtube.com/watch?v=803jszGZ6dQ
そもそも、中間貯蔵施設とは?…
「相当量の土壌及び廃棄物を一定の期間安定的に集中して貯蔵及び管理する施設のこと」だそうだ。
しかし、「相当量」とか「一定の期間」「安定的に集中」という曖昧な文言ばかりが連なる。
なぜ、数値化して決めないのだろうか? 想定している数値はあるはずなのだから…。
2011年平成23年3月11日に起きた福島第一原子力発電所事故(地震とこの人的災害は別モンだと思う) 放射性物質汚染対処特措法(2011年平成23年8月30日)によって、定められた汚染土などの貯蔵施設。
中間貯蔵施設(相当量の土壌及び廃棄物を一定の期間安定的に集中して貯蔵及び管理する施設をいう。以下同じ。)及び最終処分場の確保やその安全性の確保については、国が責任を持って行うものとする。
この法律を決定したのは、民主党、菅直人政権下で公布された最後の法律(法律第百十号)である。国が責任を持って行うと決めた本人はもう関係がなくなっているのだ。
中間貯蔵施設の中間とは?なんと30年間(最大)のことだった!
中間貯蔵施設全体の容量は東京ドームの約23倍、2015年3月13日稼働で最高30年間使用で福島県双葉町・大熊町。つまり最高で2045年までは、中間と言いながらも貯蔵できる。
それってちっとも中間とは言わない…。
環境省では、県外での最終処分の場所を検討中としている。
そんな30年後にウチで引き取りますというのは、命をカネに変えてでもという自治体が現れるであろう的な発想ではないだろうか?
http://josen.env.go.jp/material/pdf/handbook_kariokiba.pdf
そもそも、なんでこの汚染度が生まれたかをもっと考えるべきだろう。
地震? 津波? いいえ、原子力です。
こんだけ処理方法が確立されていない食品を食べたあとの、トイレがないのは最初からわかっている問題だ。
30年間を「中間」と表現するのは無理がありすぎる!