もはや、メディア帝国の覇者ほど、重厚長大産業よりも、老害化が進んでいる。
バイアコム サムナー・レッドストーン 会長
VIACOM
Sumner Redstone
1923年5月27日 生まれ [my-age birthday=”19230527″]歳
1971年 – CBSのシンジケーション部門である「CBS Films」が
VIACOM(VIdeo and Audio COMmunications)
に改称の上、スピンオフ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/バイアコム
経歴
ハーバード大学を2年半で卒業。日本語に堪能で第二次大戦中、軍隊の暗号解読チームのメンバーになった。戦後ハーバード大学ロースクールで学ぶ。弁護士として父と弟が営んでいた12のドライブイン映画館の仕事に加わり、1967年映画館チェーンの社長・CEO(最高経営責任者)。’74年映画チェーンは129館にもなる。’79年ホテル火災に巻き込まれて重傷を負うが、死の淵からよみ返り、映画スタジオの少数株主の座を買い取り、’87年バイアコム社を買収、エンターテイメントのソフトウェア産業に参入し始める。’87年〜2006年バイアコム会長、’96年〜2006年CEO。2006年より執行会長。この間、1994年パラマウント・コミュニケーションズ社の買収に成功、世界のメディア王のひとりとなる。’99年米国三大ネットワークの一つ、CBSと合併。2005年CBSを分割、2006年より同執行会長も務める。
https://kotobank.jp/word/%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%8A%E3%83%BC+%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B3-1688616
パラマウント映画もバイアコム傘下
テレビネットワークのCBSもバイアコム傘下
レッドストーン氏、米バイアコムの経営陣交代に向けて下準備
2016年5月30日 10:58 JST
米メディア企業バイアコムの支配株主であるサムナー・レッドストーン氏は同社の取締役会メンバーとフィリップ・ドーマン最高経営責任者(CEO)を交代させる下準備を進めているようだ。CEOの交代を計画しているかと問われたレッドストーン氏は27日、その可能性を否定しなかった。
レッドストーン氏の広報担当者は電子メールで、「ドーマン氏とジョージ・エイブラムス氏を受託者から外すことを決めたのと同じように、レッドストーン氏が株主の最善の利益に基づいて熟慮・検討し、あらゆる決定を下す」と説明した。
レッドストーン氏(93)はMTVやパラウント・ピクチャーズを傘下に持つバイアコムに対する支配を再び主張するような行動を取っている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-30/O7YTH26KLVR701
2016年5月24日 12:11 JST
米メディア企業バイアコムは、支配株主のサムナー・レッドストーン氏の反対にもかかわらず、傘下のパラマウント・ピクチャーズ株を売却する計画を進めている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-24/O7NUNO6JIJV401
当時のサムナーは密かにバイアコムに目を付けており、1986年9月には同社の株式を9.9%まで買い集めていた。そして、ついにバイアコムに対して買収を提案した。買収のために提示した金額は、27億ドルである。しかし、翌10月にバイアコムの取締役会は買収の提案を否決したのだった。それでもあきらめずに挑戦を繰り返し、ついに1987年3月、当初に提示した金額は上回ってしまったものの、34億ドルでバイアコムを買収した。このときサムナーは64歳で、バイアコムの会長に就任している。
http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/rensai/adventurer/017/01.html
ハリウッドの重鎮、米CBS会長が辞任
病状悪化が噂される米CBSのサムナー・レッドストーン氏が、同社の会長を辞任したとロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
実業家として知られるレッドストーン氏は、1923年生まれ。87年にバイアコムを買収、2005年にCBSを分割してからは同社でも会長を務めていたことから、ハリウッドで最も影響力のある人物のひとりとして知られていた。
しかし、ここ数カ月はレッドストーン氏の体調面を危惧する声が高まっていた。今回の辞任を受け、同社の会長には、これまで最高経営責任者を務めてきたレスリー・ムーンベス氏が昇格。また、バイアコムでもレッドストーン会長の処遇をめぐり役員会議を開くという。
http://eiga.com/news/20160209/4/