17歳起業家、1枚10円でレシートを買い取るアプリ「ONE」はすでに4つ目のサービス

17歳起業家、山内奏人(soto yamauchi) 氏 率いる ワンファイナンシャル
1枚10円でレシートを買い取るアプリ「ONE」はすでに4つ目のサービス


ワンフィナンシャル 「ONE」を発表

https://itunes.apple.com/jp/app/one-ワン/id1373644984?mt=8

□ONEは、スーパーやコンビニ、居酒屋などさまざまな種類のレシートをアプリで撮影し、1枚10円で買い取るというもの。買い取ったレシートデータは、個人が特定できないように抽象化され、購買データとして飲食・日用品メーカーやID系、広告系企業に販売する。レシートのデータ化により、ユーザーが特定の商品を買うまでの流れや、日常の消費パターンにおける商品の位置づけが見えてくるという。

https://japan.cnet.com/article/35120737/

女子会の本音がみえる化している…、いやVCの中の人だ(笑)

□レシートのデータは、個人が特定できないように抽象化し、食品や日用品などのメーカーやID系、広告系の企業に販売する。飲料水で例えた場合、その飲料水を購入した1万人の属性データよりも、一人のユーザーが飲料水を購入した後にどういったものを買うのか、どういった時にその飲料水を購入するのかというデータに価値があると山内氏は仮説を立てる。これにより、飲料水を買うまでの流れや、日常の消費パターンにおける飲料水の位置づけが見えてくるという。
https://japan.cnet.com/article/35120712/

□ローンチ後、16時間で約8.5万ダウンロード、約7万人のユーザーから24.54万枚のレシートを買い取ったという。当初の想定は月間1万枚としており、想定を大幅に超える買取依頼が集まったことになる。急激なユーザー数の増加などから、サービスを一時停止。
https://japan.cnet.com/article/35120737/

身分証明書が(7万人分)集まり、レシートとヒモ付けは、家計簿アプリのマネーフォワードさえも思いつかなかった?

不満買い取りセンターによく似たビジネスモデル

『不満買取センター』ビジネスモデル
そこらにころがっているものを情報にするビジネスモデル

『不満買い取りセンター』というビジネスモデル

一番の問題は、『不満買取センター』同様に、小遣い稼ぎに、恐るべき時間とリソースを費やしてくる輩への対処だ。

https://お小遣いサイト.asia/お小遣いアプリの危険性/不満買取センターの危険性と評判・評価について.html

ワンファイナンシャルは、どのような種類のレシートでも1枚10円で買い取るアプリ「ONE」をリリースした。ローンチしてから6時間経たないうちにレシートの買い取り依頼は2万件を突破したという。

情報源: 1枚10円でレシートを買い取るアプリ「ONE」公開–わずか6時間で2万件の依頼 – CNET Japan

『ONE』のルール

1日に換金できるレシートは10枚
・出金は300円から可能。手数料は200円かかる。
・出金するには登録が必要で、保険証、免許証 その他身分証明書が必要。(カメラで撮影する)

つまり、一日の最大収益は、100円 (レシート10枚)
300円(レシート30枚)の出金に対して、手数料200円なのでレシート30枚で100円。つまり1枚あたり最低3.3円

保険証、免許書、などの登録が必要。

17歳の高校生が開発した…はミスリードするほどの経歴

経歴が素晴らしい…。「17歳の高校生」というディスプリクションは誤解を招く。
フィンテック界においては、ユニコーン級のスタープレイヤーである。

ONEPAY開始時点において、すでに2つのサービスをローンチ。3つ目がONEPAYで、1億円の資金調達を行っている。
つまり、「ONE」は4つ目のサービスであること。

送金におけるビジネスにおいては、いくつもの先行きする知見を持っている。

□ワンファイナンシャルは2016年5月、ウォルトの社名で創業。チームを率いるのは弱冠16歳の山内奏人(そうと)氏だ。彼は、6歳で父親からパソコンをもらい、10歳でプログラミングを始め、「中⾼⽣国際 Ruby プログラミングコンテスト」の15歳以下の部で最優秀賞を受賞した

□創業当初、ライフカードとの提携で、VISA カード加盟店で使えるプリペイドカードと連携できる「WALT(ウォルト)」という Bitcoin ウォレットアプリに着手したが、その後ピボット。

□送金が行えるモバイルアプリ「ELK(エルク)」を披露し、3月に開催された金融イノベーションビジネスカンファレンス(FIBC)ではソニーフィナンシャルホールディングス賞を受賞

□創業からこれまでは「特定のサービスには軸足を置かず、時代の波を読んでいた時期」だったということで、WALT や ELK 以外にも日の目を見ていないサービスはいくつかある

□ユーザ獲得のコスト(マーケティングコストであり、アプリをインストールしてもらう手間)や、ユーザの入金コスト(銀行口座やクレジットカードから、決済アプリ上にチャージする手間)が低い方法を模索していて、その結果、今回の ONE PAY のリリース

□ELK もそうだったし、これまでの P2P 決済アプリなどもそうだが、お金を送る側も受け取る側もアプリをインストールする必要があるし、ユーザ獲得コストも入金コストも重すぎる。その点、(BANK が提供する)CASH は、入金コストが無いのですごいなと思った(筆者注:ユーザは CASH にモノを送るだけで、その対価がサービスのアカウント上に入金される)。

http://thebridge.jp/2017/10/one-financial-jpy100m-funding

CASHのモノを先に送る→アカウントに入金のモデルをうまく「ONE PAY」にあてはめた。
ONE PAY キャッシュカードの写真を送る→ 送金の確認

ONE PAYは、クレジットカードを使った収納代行形式の決済アプリ。お金の受け取り側がONE PAYアプリをダウンロードし、金額を入力後に支払い側のクレジットカードをスキャンするだけで決済が完了する。初期費用なしで開始でき、決済手数料は5%、出金手数料は300円だ。これまで累計で数千万円規模の流通があり、オフラインフリマ用途や商店、海の家といった個人事業主の利用が多かったほか、コミックマーケットといった即売会でも使用されたという。
https://japan.cnet.com/article/35108933/?tag=cleaf_relstory_manual

見込み発車でもOK

ONE PAY はかつて停止状態。 そして ONE も現在、停止状態。

カード決済アプリ「ONEPAY」が手数料を大幅に引き下げ、「ONEPAYMENT」としてリニューアル。


カード決済アプリ-onepaONE FINANCIAL CO., LTD.(日本語表記:ワンファイナンシャル株式会社)は、いつでも誰でもカード決済ができるアプリ「ONEPAY(ワンペイ)」(2017年8月より提供)を、2018年4月に「ONEPAYMENT(ワンペイメント)」としてリニューアル
決済手数料を業界最安値へと大幅に引き下げ、 5%から3.2%

http://www.onepay.tokyo/pay
ONEPAYMENT
https://apple.co/2E3Ea6D

https://medium.com/one-financial-blog/カード決済アプリ-onepay-が手数料を大幅に引き下げ-onepayment-としてリニューアル-e032b4a9f35d

□クレジットカード会社の利用規約で定められているユーザーの個人情報の取得について、Appleの規約で制限されていたものを使用していたため、AppStoreで配信停止となったほか、不正利用も多く発生したという。その後、Apple側に改めて説明し、無事に再度承認されたほか、決済額と出金額の上限を設けるなどの不正利用対策を実装。10月9日にサービスを再開している。

https://japan.cnet.com/article/35108933/?tag=cleaf_relstory_manual

いろんな、新たなサービスには、想定外のトラブルが発生する。
見込み発車でもOK。その後の対応が重要。

しかし、サービス停止中にサービス停止となるサービスを次から次と送り出す。すさまじいまさに連続起業家だ。

そう、金融に関係のない素人発想だからブレイクし、トラブルも発生する。
しかし、その知見は必ず約に立つだろう。

観客をあっと驚かせるにはどうすればいいのだろうか。それは、グランド・イリュージョンから学べるのではないかと思う。「観客に一切知られずに入念に準備をする」ということではないだろうか。そうすることで、観客は「今まで全く兆しが見えなかったものが急に現れる」ということが起こる。これを僕は「一夜城の法則」と呼ぶことにした(笑)。それによって、大きなインパクトを観客のみならず業界や、その発表に関連するすべての人ににあたえられると考える。

https://medium.com/one-financial-blog/マジックとappleと一夜城-5fa790a3ea1c

海外に住んでいる人に「なんでこっちでビジネスをせずに日本の東京にいるんだ?」とか「海外で戦った方が力つくんじゃない?」と言われることが多くなって来たので書いておこうと思います。
僕は東京で生まれて東京で育ちました。「世界に大幅に遅れをとっている日本を復活させるためにはどうすればいいか」ということを小5のころから僕はずっと考えていました。そんな中「次世代の石油はデータだ」というような話があって「なるほど」と思いつつ「それなら日本を復活させられるんじゃないか」と思いました。
東京が未だに世界一であり続けているものがあります。それがGDPです

https://medium.com/one-financial-blog/僕らが東京で戦う理由-1627fa596576