http://youtu.be/jiqcoRSwrWs?t=3m28s
https://www.youtube.com/watch?v=OPU813_jvkw
テレビ東京のワールドビジネスサテライトは、毎日の経済ニュースをチェックするには欠かせない番組として、1日2回は最低見ている。
1回は生で、録画でもう一度。
しかし、ニュース番組でありながら、情報経済バラエティとしての要素も強い。
それが、大江麻理子の「主語なしタイトルコール」だ。
コマーシャル前に、主語のない言葉で、次のニュースのタイトルがカメラ目線で読み上げられる。
当然、そのコマーシャル中、「誰が?」という疑問がずっと脳裏に残っているので、チャンネルを変えられない。(もちろん、それがなくても普通ニュースの視聴者は変えないだろう)。
「ユニークな手法で社員を育てるある企業を取材しました…」
「死刑囚の死刑の執行がなされました…(誰が?誰を?)」
「厳しい競争から離脱する決断をしました(どこの誰が?)…」
「新感覚の餃子のお味は…」
「過去最高を連発、明るい内容となりました…」
「ディズニーグッズが勢揃い。そのターゲットは…」
昨日2015/02/04のWBSの放送だけでも、
これだけ、連発されている次第だ…。もうごちそうさまです。
文字ニュースの新聞のタイトルは、一番伝えたい情報をタイトルにするのが基本だ。テレビ・メディアが、タイトルで時間を引っ張りだすと、ニュースもバラエティも堺が見えなくなりだした。
視聴率に反映されるキメ台詞なのはわかるが…毎度、毎度は、真摯に見ている視聴者には迷惑すぎる。
長年の長寿番組が、そんな手法のABテストで、数字が取れるという判断で番組づくりをしているとすると悲しい限りだ。
大江アナは悪くはない。構成ディレクターさんに一考を願いたい。
せめて、有料のビジネスオンデマンドではカットするくらいの配慮がほしい。