図解でわかるサウジアラビア王族,サルマン国王,ムハンマド皇太子,NEOMプロジェクト

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現在は、スデイリーセブン系のサルマン国王、そして、ムハンマド皇太子に権力が集約されている。
初代アブドルアジーズ・イブン・サウード国王の妻、
ハッサ・ビント・アフマド・アッの産んだ息子の7人が、スデイリーセブンと呼ばれる。

ムハンマド・ビン・サルマン皇太子を長とする「反腐敗最高委員会」の創設。

逮捕され拘束されている王子たちは、スデイリーセブン以外の兄弟。

サルマン国王とムハンマド皇太子の権力構造によって、他の王子らの逮捕が続いている。
また、それらの資産は90兆円。それらの資産没収が噂される。

NEOMプロジェクトは5000億円 57兆円プロジェクトだ。

やはりイスラムの一夫多妻制度は、子供たちのいさかいごとを増やすばかりだった…
41人の妻との間に89人の子供。そのうち36人が王位継承者で、王族はすでに1万人のねずみ算。
ムハンマド皇太子が腐敗を封じ込める名目で、王族11人の兄弟親戚を逮捕。

90兆円の資産没収

❏サウジアラビア政府が進める汚職名目での一斉捜査で、ロイター通信は9日までに、今年6月に解任されたムハンマド・ビン・ナエフ前皇太子と近親者の銀行口座が凍結の対象になったと伝えた。検察によると、これまでに208人を聴取し、うち201人の身柄を拘束したという。米紙ウォールストリート・ジャーナルは、同政府が一連の摘発により、計8千億ドル(約90兆円)の資産の没収をねらっていると報じた。

❏捜査は、ムハンマド皇太子が率いる新組織「反腐敗最高委員会」が率いる。4日には、投資家で富豪のアルワリード・ビン・タラル王子や、アブドラ前国王の息子でかつて後継候補とみられていたミテブ前国家警備隊相ら王族11人を含む約50人が逮捕された。
http://www.asahi.com/articles/ASKC95WRKKC9UHBI01L.html

サウジアラビア政府が2017年11月4日(土)、11人の王族を含む約50人を汚職などの疑いで逮捕した、と地元紙クティサディヤなどが報じた。対象には、著名な投資家で富豪のアルワリード・ビン・タラル王子やアブドラ前国王の息子で後継候補の1人だったミテブ国家警備隊長らが含まれる。国王の息子で国防相などを務めるムハンマド皇太子への権力の集中がいっそう進みそうだ。

アルワリード王子は著名な投資家で、米金融大手シティグループのほか、米21世紀フォックスやツイッター社などの大株主でもある。政治とは一定の距離を置く一方、ムハンマド皇太子が進める経済改革には好意的な発言を続けていた。

富豪のサウジ王子逮捕 シティやツイッターの大株主
http://www.asahi.com/articles/ASKC55VMWKC5UHBI01D.html

ソフトバンク、投資関係強化でサウジに最大2.8兆円投資へ

❏孫氏はビジョン・ファンドでサウジの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)から今年、450億ドルの出資を受けて以来、同国との関係を強化している。PIFが先月主催した投資サミットにも孫氏は、金融界の重鎮と共に主要なゲストの1人として招かれていた。
❏サウジのNEOMプロジェクトには同国政府や政府系ファンド、国内外の投資家から5000億ドル余りの資金援助を得る見通し。計画では紅海に架かり新都市とエジプトなどアフリカ大陸を結ぶ橋も建設する。ヨルダンやエジプトにつながる都市の開発用地として1万平方マイル(2万5900平方キロ)を割り当てている。
❏ソフトバンクは技術投資から資産運用に事業を拡大する中でサウジ投資を進める。同社は通信事業で得た資金を半導体設計の英アームやチャットサービス大手スラック・テクノロジーズ、協働オフィスのウィーワークに投資。孫氏はさらに、3000億ドル規模の資産運用部門を創設するため買収を模索している

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-15/OZFKJX6JTSE801

NEOM

http://discoverneom.com/


NEOMは既存の政府の枠組みから外れ、労働法などの法律も独自の法が適用されることが発表されている。これは、サウジ国内の保守勢力による反発を想定して、同都市を一般法の適用外とすることで、迅速な改革を推進するための方策だと考えられる。ムハンマド・サルマーン皇太子は、「ここ(NEOM)は伝統的な人々や伝統的な企業のための場所ではない、世界で夢を見る人たちのための場所になるだろう」と述べるとともに、サウジアラビアが1979年以前の「全ての宗教、世界、そして全ての伝統と人々に開かれた穏健なイスラームに戻る」ことを宣言した。同皇太子によるリベラルな改革は、欧米の価値観に触れた経験のある若年層を中心に歓迎されるだろう。
https://www.meij.or.jp/kawara/2017_112.html


http://blog.knak.jp/2017/11/post-1947.html