econd Lifeという仮装空間がいまとても気になる。
http://secondlife.com/
2006年12月06日現在、
世界でSecond Life人口は180万人(2006年10月19日で100万人登録)
2ヶ月以内にログインしている人は、69万人
現在のオンラインは、1万6000人
この24時間での商行為は、62万ドル(7440万円)
この24時間、実際の貨幣との換金が、10万ドル(1200万円)
となっている。
Second Lifeとは、サンフランシスコのリンデンラボLinden Labが運営する仮想空間。自分で好みのアバターを作り、それでこの仮想空間の中で生活をする。
月額9.99ドルの費用を支払えば、週500ドル(リンデンダラーというリンデンラボが発行する通貨)の仮想空間での給与(?)がもらえる。月額で2000ドルだ。
実質、この世界での貨幣価値は200倍に増えるわけだ。
また、それが実際のドルに換金されるので、この世界はすごいことになりそうだ。
このSecond Lifeはよく3D空間でウロウロするため、ゲームとして認識されているが、ゲームは作者のシナリオなり、決められたプログラムの中だけでプレイするのであるが、このSecond Lifeはオンラインゲームに似たコミュニティが形成されている。さらにオンラインゲームとの差は、シナリオも目的もゴールもないところだ。まさに人生そのものなのである。
現在、この仮想空間で快適に過ごすには、英語力と回線スピード、CPUパワー、グラフィックボードの性能にかなり依存されるが、次世代のインターネットの姿を想像させてくれる。
そのひとつは、今までのPCがすべて「デスクトップ」という机の上をユーザーインタフェースのメタファーとして採用していたところだ。Second Lifeはそれを3D空間をメタファーとしているところがユニークである。
実際にGoogleEarthやGooglMapとマッシュアップすることができれば、リアルな町をインタフェースとすることが可能だ。実際に広大な島を購入すると自分で自由にカスタマイズできる(相当なプログラム知識も必要となるだろうが…)。
また、ここでは、YouTubeをエンベッドするだけでなく、さまざまなありとあらゆるデータをエンベッドすることができる巨大な空間が誕生している。しかも、リンデンダラーというリンデンラボ社が管理するオルタナティブな貨幣が流通しており、その量は膨大に増え続け、リアルな貨幣とも交換ができる。平均1US$=300L$程度。また、時価によって上下するが、各種のマーケットサイトから換金できたり、両替商のようなビジネスまで発生しているからとてもユニークだ。
これが、海外だけの話と思いきや、日本でも換金サービスがはじまったようだ。
http://magsl.net/2006/12/post_20.html
http://www.gipservice.com/2006/12/second_life.html
2,500L$ = 1,000円で、株式会社ジップサービスがhttp://www.gipservice.com/
日本円と換金する。ようやくこれで日本人ユーザーがチャレンジする意味がでてくる。
月額参加料金9.99ドルが2000L$ なので、そのままで換金すると意味がないが、商売をしたり、仕事をすることによって、リンデンダラーで小遣い稼ぎができるようになるだろう。実際にいろんな仕事も募集されている。
ボクは、はじめてモザイクで「Wired」のウェブサイトを見たときの、あの感動を今ここに感じている。ちなみにボクのアカウントは、Toshi Beat なので、あちらの世界でお会いしたときはよろしく!
番組でSecond lifeを紹介しています