100円のハンバーガーのほうが、200円のハンバーガーよりも利益が出るという話。
管理費用の軽減が、利益比率をあげることができるという事例ですね。
100円バーガーで34.7円も利益が! 210円の時は、12.9円という衝撃の事実!
マクドナルドの100円ハンバーガーは210円の時よりも利益が出る
1994年のマクドナルドのケース事例
100円にすることで販売個数が劇的にアップ
その結果1個あたりの各種管理費用や社員人件費がぐっと抑えられる
原材料費は固定
結果としての営業利益がアップ!
初めて知ったときは、まさかこんなことができるのか、とショックでした。
というか100円ハンバーガーでアカを出して、ポテトとシェイクで回収するモデルだとずーっと思ってました。。ただ、このモデルにも欠点があるわけで・・・
そう、大量販売の実現が大前提になっているってところです。
なのでブームが落ち着いてしまった時、100円の低品質イメージと、販売総額の低下のダブルパンチによってマクドナルドは一時的にちょっと下降気味になっていたようです。
実際、地方店舗とかそれなりに閉鎖したこともあったみたい。ただ、この事例は、「値下げ≒品質低下 or 効率アップ」という愚かな思い込みを崩してくれた貴重な逸話でした。
今に至るまで、サービス設計をするときとか、何かといい参考になってます。何によって最終利益を得るか、って発想は忘れずにいたいものですねー。