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V6紅白初出場おめでとう!紅白出場枠の選び方の謎

ジャニーズ事務所という銀河系。

銀河の帝王のジャニーさんに、突然呼ばれる。

「ユーとユーは、TOKIOというグループね!」
「ユーとユーは、V6というグループね!」
この一声で、人生は大きく変わる。

ジャニー喜多川という1931年生まれの83歳の「感性」は鋭い。
…と、いうよりも時代や社会を見抜いたネーミングやマーケティングや人事ではなく、変わらない彼の直感が、どんなものであれ、しっかりとカタチにしてしまうのだ。
少年たちのレッスンをふらっと用務員さんのように見に来るおじさん。それがジャニー喜多川だ。
メンバーの持つさりげない雰囲気やキャラクターや将来像を常に観察しているのだろう。

例えば、歌のボーカルバランスだけを考えるとSMAP(1991年デビュー 音楽活動歴24年目)のようなチーム構成にはならない。将来の、歌やドラマだけではない、スポーツやエンターテインメントを見据えた人事構成だった。
しかも構成メンバー員は、当時、11〜15歳のまだ、小・中学生だ。

ジャニーズ事務所のエンタメ職人の丁稚奉公並の人生はそこからはじまる。そして、1/4世紀を迎えようとしている。

TOKIOの正式デビューは、1994年(それまでの下積みは1989年なので5年近い)。音楽活動歴は21年目。そして、
TOKIOの紅白歌合戦出場は、なんと21回目というから完全フル出場だ。

一方、V6は、1995年デビューで音楽活動歴は20年目。

V6の紅白歌合戦は、なんと2014年が初出場だった。これには驚いた!もう何度も出ていると思っていたからだ。歌も踊りも当然にうまい!
SMAPの年長の中居よりも、V6の坂本が年長であり、同年の長野のほうが中居よりもキャリアは長い。

V6にとって、嵐は当然、後輩だが、TOKIOやSMAPも、同年代のライバルだった。
ジャニー喜多川が「ユーはSMAPね」と言えばSMAPも、TOKIOも、V6もメンバーは大幅に変わっていたことだろう。ジャニー喜多川にはそのメンバーとグループ名の化学反応がすべて見えているとしかいえない。

ただ、企業でいえば、役員に昇格したのが近藤真彦と東紀之の2人のみだ。それ以外のメンバーがタレント以外で働いているのかどうかは不明だ。ジャニーズを離れて芸能活動ができるのは郷ひろみモデルのようなバーニングという別事務所の後ろ盾がいるのかもしれない。
ジャニーズ・メンバーの現役引退後のイグジットモデルも提示していく必要はあるだろう。フォーリーブスを筆頭に考えても、SMAPが初の生涯現役モデルになるのかもしれない。

そして、1999年にデビューする嵐の音楽活動歴は16年目。
しかし、紅白歌合戦にV6よりも、先に出場するだけでなく、紅白歌合戦の司会も5年連続でやっている。レギュラー番組の量もダントツだ。

NHKのドキュメンタリー番組では、リーダーの大野智が、嵐の将来を見越して脱退まで考えていたという…。V6のメンバーが聞いたら何と言うだろうか?

V6のメンバーとは、代々木体育館でのライブで、セグウェイを使いたいという長野博さんからのオファーでお声がけをいただいたことがある。その時に感じたのは、番組の掛け持ちで、個々のメンバーが毎日、リハーサルとライブを終えたら、それぞれの仕事に戻るというハードなスケジュール。映画にテレビ生出演に取材ロケに、ラジオに、雑誌インタビューの間に、ワンマン・ライブもこなす…。考えられない…。ハードさだ。
それは、若手の kis my fit2(2005年デビュー 10年)にもいえることだ。

それも、ジャニーズ事務所が、フォーリーブス、郷ひろみの後、長い長い冬の時代を追え、「たのきんトリオ」でブレイクしてからの話だ。所属タレントは、近藤真彦しかいない、その後、少年隊、シブがき隊、光GENJIというグループ戦略という金脈をつかんでからのビジネスモデルとなっている。

それらが帝王、ジャニー喜多川の直感でおこなわてきた。そして、その流れが、2つの派閥に別れようとしているそれが、藤島ジュリー景子VS飯島三智の派閥抗争だ。

そして、紅白歌合戦の枠もさながら、選挙の比例代表のようなジャニーズ党の6枠確保が過去最多となった。
嵐、SMAP、TOKIO、V6、関ジャニ∞、Sexy Zoneの6組だ

そして追い上げるのがアミューズ党だ。
司会の吉高由里子、福山雅治、Perfume、ポルメグラフィティ、そして今回、サザンオールスターズも登場となった。

そしてAVEX trax党が追いかける

ガルネクもついに落選! NHK『紅白』エイベックスの衰退と躍進したアノ事務所
http://jp.news.gree.net/news/entry/604686

なんだか、紅白歌合戦の舞台が、さながら比例代表選にも見えてくる。

そして、ジャニーズ事務所は、マネージメントと版権の会社なので、音楽レーベルとはまた異なるので、一応にジャニーズ党だけではくくれない。

むしろ、見た目の華やかな姿の裏には、社会の期待には必ず答えていくという不屈のメンタル・タフネスがジャニーズ事務所のDNAには培われているのでタレントとしては絶対の信頼がある。

そして、今回、V6の紅白歌合戦には、目頭が熱くなったのはボクだけではないだろう。

その理由と感情はこちらの記事によくあらわれていたからだ…。

上はつっかえている、下からの突き上げはすごい。景気のいい年もあったけれど、いまでは後輩に追い抜かれる日々。そんな中ついに晴れの舞台に立てることに……。

こうしてみると、いまのV6の姿はいろいろなストーリーを想起させます。

・入社20年目。地道な努力が実を結び、ようやく社長賞をもらうことができた営業マン

・実力はあるのになかなか賞をとれなかったお笑い芸人が、ついに「無冠の帝王」を返上

・最近はベンチを温めることの多かった野球選手が、再ブレイクしてオールスターに初出場

そのどれも、多くの中年男性の共感を誘うものでしょう。本番では、1997年のヒットソング「WAになっておどろう」を歌うV6。あれから17年。この歌をライブで聴いていた中高生も、アラサー・アラフォーになっています(メンバー最年長の坂本昌行の年齢は、実に43歳)。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/iotatatsunari/20141230-00041928/

そう、テレビの世界は、今を輝いている人だけが集まる場である。
常に、厳しい競争でしかない。

今回は、誰が見ても、毎朝の「あさイチ」と「軍師官兵衛」でのNHKでの貢献度でしかないだろう。

逆になぜ、いままでV6だけがこんなにも紅白歌合戦に、縁がなかったのだろうか?いや、嫌われ続けてきたのだろうか?そのあたりの選考理由も、今後は明白にしていくことが国民的音楽番組の努めかもしれない。

ゴールデンボンバーが3年連続で同じ、「女々しくて」を歌う。

もっと、早くV6を出場させてあげて欲しかったと感じた…。

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