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なぜ、米Yahoo,Inc.は買収したベンチャーを生殺しにしてしまうのか?

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究極の写真バック・アップシステムは何だろう?

かつてはFlickrを愛用していた…。
基本的に現在もなぜか無料で有償継続はしている。

現在は、Slackの起業で、さらに著名なStewart Butterfield氏の2004年の来日を記念し、神泉の『開花屋』でご接待してからのつきあいだ。

当時、イー・マーキュリーの(現ミクシィ)笠原さんとFlickrが提携を結べないかと思ったが、Stewart Butterfield氏はNTT DoCoMoとの折衝があったようだ…。

その後、米Yahoo,Inc.に買収(2005年)が決まった。しかし、米Yahooに買収されたサービスは、ほとんどが失速する運命にある…。 delicio.us,Tumblr,RockMelt,Coolirisと、買収されなければ、どれだけスケールしていたかと思う。古くは、eGroups,giocities,などもだ。

なぜ、米Yahoo,Inc.は買収したベンチャーをことごとく殺してしまうのだろうか? いや殺しはしない、生殺しにしている。
改悪化し、ユーザーを減らし、いつしか忘れ去られた存在と化してしまう。

なぜ、Google Photos や Amazon Cloud Drive(※Prime会員は写真はサイズ無制限無料)、ほぼ無料写真ストレージサービスに参入してくるのか?

それはFlickrが市場を席巻できなかったからである。当時のFlickrのサービスは、ネットの回線も遅く、HDDの容量も『クラウド』という概念もない時代だ。しかし、洗練されたUIと画面遷移のないAJAXデザインは画期的だった。SNSの概念が登場する前からSNSの機能がFlickrには存在していた。

しかし、Yahoo,Inc.になってからはますます、古くからのユーザーにとっては使いづらいUIへと退化していくばかりだった。

今のFlickrはモノマネ写真サイト

そして、今やFlickrのサイトを見ると驚く!
まるで、instagramのモノマネUIだ。

https://www.flickr.com/

ボクのFlickrはまるでPinterestのモノマネUIだ。


https://www.flickr.com/photos/kanda/

米Yahoo,Inc.はどこへ行こうとしているのか?

すべて後追いサービスにしかなっていない。既存ユーザーは過去のエクイティがあるから、そう簡単にはスイッチしずらい、しかし新規ユーザーにとっては、Flickrは魅力的に映らない。

なによりも、米Yahoo,Inc.がコントロールしながら、Flickrブランドで展開しているからタチが悪い…。

Stewart Butterfield氏のように、ヤフーからキャッシュを得て、さっさと次のサービスへと乗り換えるほうがベンチャーの生きる道としては正しい。

比較的、買収の成功確率が高いと思われているGoogle,Inc.でさえも2割程度だ。Googleの場合、有償サービスを無償にしているのだからもっと利用されてもよいはずのものが多い。

それでも、Googleへ売却したベンチャーは、今度はベンチャーキャピタル側へ転身するなど華麗な人生の第二ステージを歩みだす。

買収というのはIPOを目指す別のゴールのようにいわれてきたが、実は、第二ステージへのスタートにすぎないのかもしれない。

買収されて、フェラーリや別荘を手に入れることで満足するような人はベンチャーをやるべきではないのだ。

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