世の中には、なんとも賢いことを思いつく人がいるもんだ。
アイデアコンテストという手法だ。
https://www.zerodium.com/ios9.html
http://www.macrumors.com/2015/11/02/zerodium-ios-9-jailbreak-bounty/
「iOS9のバグ探して1億円」大会、iOS9.1を脱獄したチームが優勝
セキュリティ会社のZerodiumが開催していた「iOS9のバグ探し大会」ですが、iOS9.1とiOS9.2ベータ版の脱獄方法を発見したハッキング・チームが100万ドル(約1億2,000万円)の賞金を受け取っていたことが分かりました。
http://iphone-mania.jp/news-91532/
ユニークなのはこの部分…。
Zerodiumはアップルに脆弱性の情報を提供しておらず、現時点では技術の詳細も明らかにしていません。この理由は、表向きには「大規模ハッキング攻撃に備えるため」とされていますが、実際には、パートナーシップを締結し、技術を売り渡す取引企業を同社が募集中だからだとされています。
数年前であれば、完全脱獄(通称:紐なし脱獄)方法の公開には随分と日数がかかったものですが、最近では企業がこのように賞金をかけることによって、瞬く間に方法が発見されてしまうようになりました。特に中国のハッキング・チームの勢いは目覚ましいものがあり、脱獄技術では他の追随を許さない状況です。
つまり、アップルがではなく、Zerodiumがなぜ、1億円もかけて、iOS9のバグ探しをしたかだ。技術を売り渡す企業がその倍のオファーをしていたならば、わかりやすい。しかし、セキュリティ会社がそれをするのはリスクが大きすぎる。少なくとも、セキュリティ会社のZerodiumの売名には約に立っているはずだ。
セキュリティ会社が脱獄(ジェイルブレイク)技術を販売するって、セキュリティ的にどうよ?という話になりかねない。
むしろ、寺田倉庫のアイデアコンテストは、倉庫業というサービスを完全に「クラウド」と定義したサービスが続々とたちあがっていて面白い。コンテストの段階からウォッチしているので、こういうアイデアを応募して、人材と開発シナジーを得られるというのは、最短のビジネススケールのハッキングだと思う。
日本アカルミー大賞2014グランプリ1,000万円の企業支援決定!寺田倉庫
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