基本的に、スーパーのあの足下の寒さが嫌い。
食品や生鮮を冷やすためだけど、あの肌寒さがキライだ。
もっというと、あの寒々とした青白い蛍光灯がイヤだ。
どこか、足下だけでもポカポカしているスーパーがあればいいなと思う。
入っただけで、あったかい気持ちになれるスーパーって本当に少ないと思う。
とっても、もったいないと思う。
しかし、スーパーマーケットは、書店に次いで、ボクのリセットできる場所。
スーパーマーケットで人を見ているだけで、映画一本分の情報が満喫できる。
この人は、何を考えて、この野菜を触っているんだろう?
この人は、この肉とこの肉の違いから何を得ようとしているんだろう?
この人は、何を基準に、この商品を選ぼうとしているんだろうか?
スーパーマーケットの欲望は、コンビニの自分だけの欲望だけでなく、
みんなのための欲望を代表している。
コンビニの客は、買い物が自分のためだからとても早い。
しかし、スーパーでの食品売り場でのたくさんの買い物は、自分のためでなく家族への思いを描きながら買い物をしている。
家族への愛あるお買い物だと思う。
だから、もっとスーパーの食品売り場は工夫すべきだと思う。
そんな家族のための売り場づくりを考えるべきだろう。
・レシピ本が無料で読めるコーナー。 絶対に販売促進になるだろう。
・レジ待ちしながら、雑談できるライン。海外ではしゃべって暇つぶしをする。
・笑顔のレジ ライン 笑顔で並んでくださいというレジライン。笑顔だと10円引き。
・一週間これだけ買っておけば大丈夫なコーナーと、その週のメニュー
・ゴミを、コンポストで土に再生して、ベランダで菜園を作る自給自足コーナー。実は野菜を作るほうがコストが高いけど、食育効果と観用効果がある。
・売ります、買いますコーナー。
・あげますコーナー。 ベッドやテレビや冷蔵庫、捨てるのにお金がかかる時代ですから
まだまだ、地域のコミュニティとしてのスーパーのできることがあります。
また、利用するボクたちにも、エコバッグはかなり浸透してきているが、もっとエコなことが簡単にできる。
それが、「賞味期限エコ」
80兆円といわれる食品市場
日本の食品輸入量は、年間 9,000万トン
そして、日本の食品廃棄物は、なんと年間1,900万トン
日本の食品の1割近くが捨てられています。
そして、そのリサイクル率は、たったの49%。
食品を、家畜のエサや堆肥にできるのが、半分以下なのです。
食品循環資源の再生利用率(2007年度農水省)
リサイクル法での用途の場合
食品産業計 49%
食品小売業 31%
食品製造業 77%
食品卸売業 59%
外食産業 16%
しかも、スーパーなどでの期限切れでの食品の利用率は、31%(食品小売業)と業界平均よりも低い。
食品ロスを減らす方が、エコバッグよりも、日本の自給率に、もっとインパクトを生む事ができると思う。
そこで、スーパーの期限切れを出さないための最善の方法は、ユーザーであるボクたちが、賞味期限の長い商品を、棚の後ろからひっぱりださないこと。
それだけを一人一人が実践するだけで、「賞味期限エコ」は実現できる。
賞味期限と消費期限の違いも明確に理解が浸透されてもいないし、また、そんな背景から賞味期限偽装なんて最悪な状態を招いてしまっている。
また、賞味期限を考えて、最初から購入することにより、家庭の冷蔵庫の中でも、消費ロスを生まない努力がうまれるかもしれない。
家庭での食品ロスは生ゴミしか生みださないから、一番問題。賞味期限エコを実現する事により、いろいろと家計を見直す機会になればいいと思う。
湘南に引っ越してから、生ゴミを捨てる袋に、市のゴミ処理代金が20リットルあたり40円かかるので、生ゴミをできるだけださないように努力している。
スーパーにとっても役立ち、経営を安定化できることにより、消費者にも還元されるかもしれない。
一度、「賞味期限の日」を制定してみて実験してみてもよいかと思う。
「昭和の日」という、?な祝日よりも、環境の日とか、一日みんなでなにかを起こすアクションデーにしてもいいのでは? 「もったいないの日」でもいいのかも。
企業もネットでこんなビジネスをやりはじめた。
OISIX おいしっくす もったいない
http://www.oisix.com/CategoryX.829.197.htm#LMenuL197