藤島ジュリー景子VS飯島三智の派閥抗争 ジャニーズ事務所の現状

ジャニーズ事務所関係図

SMAP分裂 引き金は週刊誌のメリー喜多川副社長インタビュー

「飯島、私はこう言いますよ。『あんた、文春さんがはっきり聞いているんだから、対立するならSMAPを連れていっても今日から出て行ってもらう。あなたは辞めなさい』と言いますよ」
「もしジュリーと飯島が問題になっているなら、私はジュリーを残します。自分の子だから。飯島は辞めさせます。それしかない」
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/01/13/kiji/K20160113011849720.html

2016/01/13

飯島三智さんがジャニーズ事務所子会社を辞任。SMAP解散の危機はミスリードでは?

藤島ジュリー景子VS飯島三智の派閥抗争 ジャニーズ事務所の現状

もはや、日本のテレビ業界は、よしもとのお笑い芸人、そしてジャニーズ事務所のタレント、池上彰さんと林修さん、マツコ・デラックスさんに有吉弘行さんらで、回っているように感じて仕方がない。

ジャニーズの中でも事業部で考えると、このような対立構造も考えられるだろう。
政治の世界的に考えると、派閥というよりも、会派と考えたほうが、人気取りの、カニバリズムを起こさない環境を作るための戦略なのかもしれない。

「SMAPは出て行け!」ジャニーズ派閥問題でメリー喜多川が飯島マネを公開説教
http://lite-ra.com/2015/01/post-808.html

ジャニーズ事務所は、ジャニー喜多川社長の姪にあたる藤島ジュリー景子氏が率いるジュリー派と、SMAPをイチから育て上げたチーフマネジャーの飯島三智氏の飯島派に分かれているという。現在、ジュリー派に属するのはTOKIO、嵐、V6、関ジャニ∞、KAT-TUN、NEWS、Hey! Say! JUMPで、飯島派に属するのはSMAP、Kis-My-Ft2、Sexy Zone、山下智久、A.B.C-Zと言われ、KinKi Kidsとタッキー&翼はジャニー社長の直轄なのだとか。

派閥といっても、しょせんは事務所内部の話では? そう思う人もいるだろうが、この派閥問題の根は深く、じつはバラエティやドラマ出演のキャスティングにも大きな影響を及ぼしているほどなのだ。

たとえば、キムタクや香取慎吾などが主演を務めるドラマでいわゆる“バーター”として出演するジャニーズの若手は、同じ飯島派のKis-My-Ft2のメンバー。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)や中居正広がMCを務める『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)や『UTAGE』(TBS系)などの深夜バラエティにゲスト出演するのも、同じ飯島派のメンバーのみ。逆に、『キスマイBUSAIKU!?』(フジテレビ系)といったKis-My-Ft2による深夜帯の小さい冠番組にSMAPがゲスト出演することはあっても、ジュリー派である嵐のゴールデンタイムのバラエティ『VS嵐』(フジテレビ系)や『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)などに出演することは、一切ない。そもそも『VS嵐』にはフジテレビで新ドラマが始まる際に番宣でキャストたちが出演することも少なくないが、『HERO』放送開始日近くに『VS嵐』に出ていたのは、映画のプロモーションを兼ねた、同じジュリー派の関ジャニ∞だった。

しかも、この派閥の住み分けは、年々深刻化している。それがもっとも露骨に現れているのが、各局が放送する、生放送の大型音楽特別番組だ。

 7月12日に生放送された『THE MUSIC DAY 音楽のちから』(日本テレビ系)では総合司会を嵐の櫻井翔が務めていたが、11時間総勢約70組ものアーティストのなかでジャニーズ所属タレントの出演者は、嵐、KAT-TUN、関ジャニ∞、TOKIO、NEWS 、V6と、ジュリー派所属グループのみ。一方、SMAPの中居正広がMCを務めた8月2日の『音楽の日』(TBS系)では、13時間総勢100組以上が登場したが、ジャニーズで出演したのはSMAP、Kis-My-Ft2 、Sexy Zone、舞祭組(Kis-My-Ft2)、山下智久、A.B.C-Z、中山優馬と、飯島派がズラリ。ジャニーさん直轄のKinKi Kidsも出演していたが、ジュリー派は一組も出演していない。

 いずれも10時間を超す長丁場で出演者も数十組を超えるため、その顔ぶれはたいして代わり映えしない。それだけに、ジャニーズの住み分けの徹底ぶりが目立つ。もちろん、SMAPの草彅剛がMCで8月13日に生放送された『FNSうたの夏まつり』(フジテレビ系)でも、やはりSMAP、Kis-My-Ft2、山下智久の飯島派のみが出演。同番組は“口パク排除”を謳うフジテレビの音楽担当・きくち伸氏がプロデューサーだったため、「嵐が出演しなかったのは口パクだからではないか」との見方も流れたが、やはり派閥抗争の結果と考えるほうが妥当だろう。

 当然ながら、こうした事情はジャニーズタレントが勢ぞろいする年末恒例の『ジャニーズカウントダウンコンサート』(以下、カウコン)にも影響している。このイベントにSMAPだけが過去に1度も参加していないことは有名な話だが、昨年は初めてSMAPの香取慎吾が登場した。が、逆に、ジュリー派の嵐、TOKIO、V6は出演しなくなっている。グループの垣根を超えたコラボやここでしか見られないユニットがカウコンの特色だったが、同じ派閥しかコラボしなくなっているのだ。

 こうして見ると、全グループの合流は想像以上に難しい。ジャニーズフェスなど、ほとんど不可能に近いのだ。

 

 ──もともとジャニーズ事務所は、アメリカのエンタテインメントにジャニーさんが深く感銘を受けたのが始まり。しかしこの派閥抗争に、ファンを楽しませようという思いはまったくない。ここはエンタテインメントの精神に立ち返り、いっそのこと飯島派対ジュリー派でガチの歌合戦でもして、抗争に決着を着けたらどうだろう。

引用元: ジャニーズ事務所が分裂寸前!? ジュリーVS飯島の派閥抗争が深刻化!|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見.

また、書類送検ではなく、書類を送付したというニュースも浮上。

 事件の発端は、今年6月下旬、山下と関ジャニ∞の錦戸亮、ジャニーズを退社した赤西仁という通称“赤西軍団”が、六本木の路上で一般人グループとトラブルとなり、その揉めている模様を一般人である女性が携帯電話で撮影。そのことに腹を立てた山下らは、なんと女性から携帯電話を取り上げ、そのまま逃亡したという。この携帯電話を奪われた女性が警視庁麻布署に被害届を提出、そして昨日、書類送検にいたったというわけだ。
 だが、この報道をめぐり珍妙な出来事が起こった。通常ならば「書類送検」という言葉を使うはずなのに、サンケイスポーツやスポーツニッポンなどのスポーツ紙と、フジテレビのニュース番組では「捜査書類を送付しました」という聞き慣れない表現を用いてこの事件を伝えたのだ。

まず最初に思い出されるのは、SMAPの稲垣吾郎が2001年に公務執行妨害と道路交通法違反で警視庁渋谷警察署に現行犯逮捕された際に生み出された「稲垣メンバー」なる表現だろう。このときも、通常ならば「稲垣容疑者」と伝えるところをテレビ局はジャニーズ事務所に気を遣い、なんとか事件性を感じさせない言い回しとして「メンバー」という突飛な肩書きを用意した。ただし、この呼称には視聴者から抗議が殺到、さらに朝日新聞主催の「ワード・オブ・ザ・イヤー2001」で3位に輝くという不名誉な結果を招いたこともあり、09年に草彅剛が公然わいせつ罪で現行犯逮捕されたときには使用されることがなかった。
 だが、謹慎処分となった稲垣よりもっとひどいのは、木村拓哉の事件のほうだ。12年に「週刊文春」(文藝春秋)が、11年に木村がスピード違反で取り締まられていたことを報じたのだが、これを受けてジャニーズ事務所は、木村がこのほかにもスピード違反を起こしており、免許停止処分を受けていることを公表。つまり、「文春」の報道がなければダンマリを決め込むつもりだったのだろう。しかし、問題は木村がトヨタ自動車のCMに出演していたこと。車のCMに出ている人間が免停をくらっているなど、当然あり得ない話。それでもマスコミによる追及はなかった。そこには大広告主であるトヨタへの気遣いもあったのだろうが、ジャニーズの影響力も大きかったはずだ。ご存じの通り、そうしていまも木村は何食わぬ顔でトヨタのCMに出演しつづけている。
 また、05年には、関ジャニ8とNEWSのメンバーだった内博貴が、未成年ながら酒に酔い、仙台市内の公園で暴れているところを警察に補導されるという事件が発生した。内には無期謹慎という処分が下されたが、飲酒したときにはフジテレビの菊間千乃アナウンサーやフジ社員が同席していたこともあり、マスコミは一斉に菊間アナのバッシングを開始。内は菊間と合流する前からすでに酩酊状態だったという情報もあったが、“菊間が未成年の内を酒に誘い、泥酔させた”という論調に終始し、事件の収束を図ったのだ。
 ちなみに、翌年06年には同じNEWSの未成年メンバーだった草野博紀の飲酒疑惑を「BUBKA」(コアマガジン)と東京スポーツが報道。これを受けてジャニーズは草野のNEWS脱退と、NEWSの年内活動休止という処置を発表した。このように連続して未成年飲酒が起これば、普通ならばマスコミはジャニーズに対して未成年タレントの管理責任を問うべき事態。しかし、ジャニーズタレントに依存しきっているテレビ局や出版社から、そのような声があがることはもちろんなかった。

08年に「週刊現代」(講談社)がスクープした、嵐・大野智の“大麻3P疑惑”である。
 このとき「週刊現代」は、カラオケボックスで大野があきらかに“イってる”目つきで女性と写っている写真を大々的に掲載。同時に、写真が撮影された日に大野とカラオケボックスで同席した女性が、参加者のひとりが大麻を取り出し、大野が「面白いねぇ~」と言いながら楽しげにその大麻を吸ったこと、その後、カラオケボックスを出て女性2名と3Pとなったことなどを告白している。──まさに国民的アイドルグループである嵐に巻き起こった、超ド級のスキャンダルだ。
 だが、この一大スキャンダルを後追いするスポーツ紙・テレビ局は皆無。11年には、大野の“大麻疑惑”の告白者である女性が自殺し、「週刊文春」(文藝春秋)が彼女から流出したというジャニーズタレントたちとの親密な関係をうかがわせる写真を掲載。大野をはじめ、相葉雅紀に二宮和也、松本潤とも関係があったと彼女が告白していたことを記事にしたが、これもまた大手芸能マスコミはスルーしている。
 同じように、99年には「噂の真相」が、芸能ブローカーが主催していた“乱交パーティ”の存在をスクープし、TOKIO・長瀬智也や松岡昌宏、山口達也、KinKi-Kids・堂本光一らが参加していたことを伝えた。その衝撃は大きく、この報道を受けてスポーツ紙や週刊誌は後追い記事を掲載したのだが、なぜか実名で報じられたのは弱小プロダクション所属のいしだ壱成のみだった。
 ──このように、テレビ局や一部を除いたスポーツ紙・週刊誌にとって、ジャニーズ事務所のスキャンダルは“なかったこと”として葬るのが鉄則。今回の山下智久らの事件のように警察沙汰となっていても、ダメージを最小限に抑えるのが仕事なのだ。

http://lite-ra.com/2014/10/post-568.html