Kindle Unlimited のおかげで(?)普段は、買わないような本もむさぼり読んでいる。
気になる文章を指でなぞって、シェアする機能がkindleには存在する。Shereする文章よりも宣伝のほうが多い気がするが、自分のまとめを作るには便利な機能だ。
今、読んでいるのがこの本。
さらっと読める、金融のお話。
72÷利息=元金が福利で2倍になる年数!
なぜ、マジックナンバーが72なのかはわからないが、年利で割ると、福利で2倍になる年数がわかるのだ。
これは便利だ!
72の法則
https://ja.wikipedia.org/wiki/72の法則
複利とは… 元金に利息を足したものを元金として、さらに利息を足していくものを元金として繰り返した場合。まったくお金を使わない状態で貯金している状態。
あのアインシュタイン博士ですら「複利とは人類が発明したもっとも驚くべきものだ」と複利を絶賛!
例えば、普通預金の微々たる利息でも、2倍になる年数がわかる…。
福利で2倍になるまでかかる年数なんと!
72÷0.02パーセント(SBI銀行普通預金利息)=3600年
72÷0.001パーセント(東京三菱UFJ普通預金利息)=7万2000年
うーん、なんとシュメール文明時代(3600年前)とか、トバ火山の噴火時代(7万年前)から貯金していないと元金は、2倍にならないのか!!
普通預金だったら、5倍お得な10年個人国債を買え!
これだったら、10年物の日本国債を買ったほうが良いといいう。
0.001パーセントが0.005パーセント(変動利息)と5倍くらいよくなるからだ。
1万円以上で長期に寝かしておくならばだ…。
理由は、1年間ホールドすると解約手数料を支払っても、普通預金にしておくよりも利率がよいからだ。
このように、この本では、銀行が売りたい金融商品ではない商品を紹介してくれている。
国債金利 ※CSVファイルで提供するのやめてほしいですね
http://www.mof.go.jp/jgbs/reference/interest_rate/index.htm
個人向け国債のメリット
http://www.national-bond.com/kiso/syurui_kojin.html
しかし、国債でも10年モノで、10年満期:0.05%
72÷0.05=1440年 もかかるのか…。2016年からマイナス1440年…というと…。
西暦576年の聖徳太子や蘇我馬子が大臣になった飛鳥時代から国債を買っていれば2倍になるという…。
せめて、年利5パーセントくらいのリスクマネーでないとヤル気になりません。
72÷年利5パーセント= 14.4年
それでも14.4年もかかるのか…。
しかし、何もしないで、15年寝かしておけば2倍になるのは、次の30年では複利なのでもっと増える。
やはり、持っている人だけが儲かるしくみになっている。
72÷年利10パーセント=7.2年
うん、やはり、リスクのある生き方のほうが楽しそうだ…。
あくまでも、複利で2倍にする人は、余剰資金を安定して運用するためのもの。
しかし、インフレを考えると元金の2倍で大丈夫か?というハナシも考えられる。
借金が2倍になる年数も計算できる!
反対に複利計算だが、借金が2倍に膨らむ期間もわかる。
利息 サラ金で、最大約18%とすると…
72÷18= 4年
なんと4年で借金は、2倍になります。
この借金が、4年で2倍を、安く感じる人はかなり危ないです(笑)
人生はすべて、4年で2倍の利息だけで儲けている側の発想をしなければなりません。
お金を借りて利息を払う側から、社会にお金を貸して、投資して、お金に働かせる側になることが一番大事!
たとえ1万円からでも…。その経験は子供の頃から知っているだけで大きく人生が変わる!
小学生に教えてあげたい『資金調達』や『金融』のしくみ
https://4knn.tv/how-to-glowing-your-money/