まず、こういう発表した後に、ブレてしまうというその組織の体制が問題。
そもそも、電話一本で確認すればすむことをなぜやらないのか?
シャープは1200億円以上ある資本金を1億円に減らす計画を断念する。資本金1億円以下は「中小企業」とみなされるため、税制上の優遇措置を受けて収益回復などにつなげる考えだった。大企業による異例の大幅減資への批判を考慮し、資本金は5億円にする。減資で累積損失を解消する方針は変えず、将来の復配などに備える。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ12I79_S5A510C1TJ2000/
官房長官のコメントひとつで、ぶれまくってしまっている。
菅義偉官房長官は13日午前の記者会見で、シャープが1200億円以上ある資本金を1億円に減らす計画を断念し、5億円とすることについて「常識的に1億円というのは国民に違和感があったのではないか」と語った。「首相官邸では詳細な報告を受けていない」とも述べ、シャープに大幅な減資の断念を迫ったのではないことも強調した。
1億円では中小企業で、5億円ではよいのか?
もう、「目のつけどころがふし穴でしょ」としかいいようがない。
提携話しも、傘下入りの話しも、誰も、リーダーシップを発揮できないし、決められない。
決めたこともすぐにくつがえせるような決定だ。
日本人組織の合議制、多数決 誰も、責任を分けあって、分散させて。
この件についての決定者が不在のままだ。
役員会全員の責任なんだから、腹をくくろう。社員がかわいそうだ。ユーザーはどうなる?
株主も見放すしかなければ、会社は誰の為に存在するのか?
今一度、社会の公器であることを想い出してほしい。
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6753.t