カンパニーゲームでの最終期に機械を売却して、現金を手にいれようと思うけど、売却すると損をしてしまう。
それは、『固定資産』として計上されているからだ。
『固定資産』は価格の1割を『減価償却』として、減損していきながら、10期にわたって資産の価値を持ち続ける。
売却価格は、購入金額の半額なので、
12億円で購入した普通機械アタッチメントであれば、6億円の現金。
20億円で購入した大型機械であれば10億円の現金の価値だ。
1期 20億円 → 18億円 1期で売却すると8億円の特別損
2期 18億円 → 16億円 2期で売却すると6億円の特別損
3期 16億円 → 14億円 3期で売却すると4億円の特別損
4期 14億円 → 12億円 4期で売却すると2億円の特別損
5期 12億円 → 10億円 5期で売却すると特別損はなし。
■普通機械売却の場合
1期 普通機械+アタッチメント購入
普通機械10億円 アタッチメント2億円 現金12億円
減価償却1.2億円(1/10)
機械維持費 1期 2億円(各期数10%アップ)
2期 普通機械+アタッチメント 追加で購入
(普通機械+アタッチメント)×2台体制
3期 普通機械+アタッチメント2台ともゲーム終了間際に売却
固定資産 18億円がゼロに。
キャッシュは10億円
▲8億円が特別損益へ 経常利益から▲8億円なので、固定費に影響を与えない。
利益がでている時には機械売却は最終期であればあり? 法人税が低くなるからだ。
純資産合計が36億円で株主配当3億円
純資産合計が42億円で株主配当6億円
純資産合計が48億円で株主配当9億円
特別損益で▲8.4億円 がマイナスになり、経常利益から差し引かれ、
その半額が法人税。
総資産のB/Sは、特損分減ることに。
特別損益で差額が計上される。
ゲーム×ビジネス『カンパニーゲーム』 体験はこちらから!どうぞ!