この写真の構図は、とても面白い。それぞれの通訳が、後ろへ下がって、お話を伺っている。とても手持ち無沙汰だ。宮内庁の通訳業務は令和時代は、単なる通訳ではなく、それぞれの国の事情により詳しいアドバイザーが求められるだろう。
天皇陛下は留学経験があり、皇后陛下は外務省出身で英語が堪能。
通訳が入られると、お話の時間は二倍以上かかるが、英語でお話になられるのであれば、そのお時間は、コミニケーションの密度が2倍になる。
海外のVIPと接する機会が非常に多い皇室としては外国語がお話になれると言う事は非常にプラスである。
これは世界の国王や元首にも言えることであり、最大公約数的言語としての『英語』が話せるだけで、コミニケーションは豊かになる。
インドもフィリピンも第二公用語が英語。しかし、なまりはかなりある。
ネイティブな発音のできる英語話者の方が実は少ない。ノンネイティブな英語スピーカーが大半だ。
これからも、英語を話す機会はますます増えてくる事だろう。英語が話せる事はチャンスを、増やせる事だ。