シャープ(6753)、2016年8月1日付で東証2部、2017年3月末までに債務超過状態ならば上場廃止猶予期間入り

いつのまにか、シャープは東証2部のメーカーになっていた。
鴻海効果に期待していたものの、鴻海としては、非公開にできる上場廃止のほうが都合が良いのかもしれない。

シャープ現在の株価 1年間 1000株単位

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6753.T&d=1y


❏東京証券取引所は2016年6月23日、現在は東証1部に上場している経営再建中のシャープの株式が、8月1日付で東証2部に指定替えになると発表した。

❏シャープが同日提出した有価証券報告書で、今年3月末時点でグループの債務が資産を上回る債務超過となったためだ。

❏東証のルールでは1部の上場企業が債務超過に陥った場合は2部に指定替えになるとしており、シャープもこの定めに従い降格となる。1部から2部への降格は珍しく、昨年2月にパソコン向けチューナーなどを手掛けるピクセラ株が指定替えとなって以来となる。

❏シャープが2部から1部に復帰するには、債務超過状態を解消した上で、シャープが1部への指定を東証に申請して審査を通過し、承認を得る必要がある。

❏同時に東証は、シャープ株が上場廃止の猶予期間入りしたことも発表。来年3月末までに債務超過状態を解消できなければ、シャープ株は上場廃止になる。

情報源: シャープ、8月1日付で東証2部に降格 – 産経ニュース