VRストリーミングのNextVR、ソフトバンク等から8000万ドルの資金調達 合計 1億1600万ドル
2020年、東京オリンピックの頃には、オリンピックの観戦の50%が、VR視聴になっているかもしれない。
スポーツをじっくりと、臨場感をもって、体感したければ、スタジアムにいるよりも、VRの方が良い経験ができるかもしれない。
ライブ体験に、フィジカルかヴァーチャルかという選択肢がでてくることだろう。
❏VR向けのストリーミング配信を行うNextVRはシリーズBとして8000万ドルの資金調達を実施しました。❏NextVRは2015年11月にシリーズAにて3050万ドルの資金調達を行いました。
❏今回のシリーズBには、中国のCITIC、日本のソフトバンクなどが参加し、タイム・ワーナーなど過去に同社に投資したファンドも再度参加しています。 NextVRは、創業期、シリーズAと合わせると総額1億1600万ドルの資金調達を行ったことになり、VR向けの映像作品を制作しているJaunt社の資金調達規模と並び最も資金調達を行ったVR関連のスタートアップとなります。
❏世界各地の音楽ライブ、スポーツを抑えつつあるNextVR NextVRは、音楽ライブやスポーツなどの360度生中継を行う技術を有しています。これまでもゴルフのUSオープンを皮切りにサッカーのインターナショナル・チャンピオン・カップなどのVR中継を行ってきたほか、世界的なイベントプロモーターであるライブ・ネーションとも業務提携を行っています。
❏「この新たな投資を受けて、我々はスポーツや音楽のライブを提供し、世界で最大規模のファンたちのニーズを満たすようなVR配信プラットフォームを作り上げます。アジアの投資家からも支援いただくことで、中国、韓国、日本からも国際的なコンテンツを配信していきます」とNextVRのブラッド・アレン会長は述べています。
❏NextVRは、2009年に創業。VR向けのストリーミング配信に関する36の特許を保有しているとのこと。今回の投資を受けて、さらにどのようなイベントの放映権を獲得してくのか、注目が集まります。 (参考) NextVR Raises Huge $80 Million Investment Round For Live Streaming Sports – UPLOAD http://uploadvr.com/nextvr-raises-80-million-live-streaming-sports/ ※米UploadVRはMogura VRとパートナーシップを結んでいます。