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Oculusから、新しいヘッドマウントディスプレイ『Oculus Quest2』が発売になったので早速予約して購入してみた。
思えば2年前の OculusGoから約2年、NETFLIXを大画面で見るための、ビューワーとしての機能を求め続けている。
最近のパッケージデザインは、複雑化してきていているので、いつもどうやって開けるのか?とても悩んでしまう。
今回のOculusQuest2も案の定、本体をスライドさせたあと、オープンすると、こんな状態に…。ああ、逆に開けてしまっている。
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正確にはこうやって開けなければならない…。
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WiFiの設定で、パスワード入力に苦労する。
このような視覚を奪うデバイスの場合、何よりも、大変なのがWiFiなどの設定だ。せめてアプリ側でペアリングしてWifiなどの大まかな設定は終了させたい。
Wi−Fiパスワードをパスワード管理ソフトで確認する。スマートフォンなので、老眼鏡で確認。
老眼鏡をはずして、オキュラスに暗記して、入力デバイスでのレーザー指差し入力する。4桁以上覚えられないので、また、Quest2をはずして、老眼鏡をかけてパスワードを覚えての繰り返し…。これは面倒だ。パスワード管理ソフトをFacebookは買収しておくべきだ!
むしろ、アプリ側でWi-Fiは設定すませておきたいぞ!
https://apps.apple.com/jp/app/oculus/id1366478176
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このハードウェアデバイスとのペアリングはスムーズにできた。そう、これくらいですぐに使えるようにしたい…。しかしここからだ。
OculusはFacebookが買収した企業なので、当然、Facebookとの親和性が高い…。いや、Facebookのアカウントがないと使用ができないレベルというほどの親和性だ。
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しかしながら、この設定が、以前にOculusGoで設定していた為か、非常に困難を極めることになった…。
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これには、かなり手こずることに…試行錯誤の30分間…いや1時間くらい。
結局は、すべてのデバイスを消去して、パスワードも変更し、新たな形で1からのスタートとして登録。
デバイスの追加での対応はできなかったのだろうか?
サポートがあるといっても、この画面でどうサポートされればよいのやら…。
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セットアップで驚くのが、安全エリアを自分でつくるという発想 ガーディアン
これはとても良い! Oculus Go 以来なのでこれは感動。そしてエリア外にでると、モノクロのプレデーターになったかのように現実の世界がカメラで視聴することができる!
自分の安全エリアをガーディアンで確保するのだ。
ディスプレイの下の開口部が少しあるため、手元の確認はなんとかできる。赤ちゃんにミルクをあげながらYouTubeを視聴中
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Quest2ならば缶ビールが飲める!
ゲームを当初からするつもりではなく映画館のようなサイズで、奥さんや子供が寝ていても大音響で映画を見る目標なので、飲みものが飲めることはとても需要だ。
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缶ビールならばすんなりと飲めたことがとてもうれしい。
しかし、開口部の大きなグラスでは傾ける角度が難しかった。
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いつになれば、ヘッドマウントディスプレイで普通に飲食ができるようになるんだろうか…。
理想はARで実際の食べ物を別の世界で飲食しているかのようなトラッキングがしたい。そう、コントローラーを持ったままでは飲食ができないので、お箸や、フォーク・ナイフでもトラッキングしてほしいくらいだ。
…ということで、映画三昧の日々を送る計画だ。
しかし、頭が思いのと、熱くなって汗がとまらないのと、やはり顔への圧迫が半端ない。顔にはかならずOculusの跡がしばらくは残る。
何よりも、脳内の疲労感も、やはり普通の大画面のテレビでヘッドフォンつけて見たほうがよさそうだ…。
ということで、さっそくメルカリ行きとなりました…。
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メルカリで販売するための、工場出荷時状態のリセット方法は実にかんたん!
アプリでもハードウェアからも簡単だ。
今回、メルカリで販売する時に気になったのは、保証書の存在だ。紙の保証書などがどこにもない…。
パッケージに記載されてあるのはなんとURLのみだ。
保証書すら同梱されない時代になっている。
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https://www.oculus.com/legal/limited-warranty/?locale=ja_JP
さっそく、日本のPDFを見てみる…
なんだ、この『制限付き消費者保証』は?
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うーん、これはメルカリなどでの譲渡や中古品では保証しかねないということを意味しているようだ。
一応、香港から送られれてきたシリアルナンバーをつけてこのPDF保証書のプリントアウトしてそれらを添えて発送は終了。
しかし、通常は保証書をつけて1年間は保証するという環境で慣れているのでこの対応は意外な対応だと感じる。もちろん、プレゼントで上げた場合を想定しても保証されなくなるのはかなり違和感がある。
ハードウェアの個別のID番号を管理できているからこそできることだけど、万一のトラブル対応も英語だけでないとできない製品の時代なので、消費者側がスマートになっていくしかないようだ。