期間中に1万円以上の食事でもらえる王将の「ぎょうざ倶楽部プレミアムカード」!
これはレアアイテムで、2015/08/01から始まるのにはなんと、あのサンリオのキティちゃんが登場する!
もう、これは単なるサラリーマンだけでなく、キティちゃん層の顧客にむけて餃子を食べさせようという戦略だ! しかし、キティちゃんの「ぎょうざ倶楽部」カードでも、キティラーたちは欲しがるのだろうか? いや、おっさんが、キティちゃんあるよ!で自慢する系で終わりそうな気がしてならない。
http://www.ohsho.co.jp/gyozaclub/recruitment.html
ついにあの王将の「ぎょうざ倶楽部プレミアムカード」を手に入れることができた!
500円で1個のスタンプを20コ集めてようやくメンバーになれるというプレミアム。
限定された期間内(今回は12月20日まで)に一万円分の飲食をしなければならない。
http://www.ohsho.co.jp/gyozaclub/member.html
割引率は、毎回5%という消費税レベルである。
しかも、この販売促進策には、会員になる有効期限が設定されている。
株式会社 王将フードサービスのQYの決算ごとに照準があわせられているところがポイント。つまり、決算月にかけこみの売り上げが期待できる。
http://quote.yahoo.co.jp/quotes?symbols=9936
四半期内に1万円もの飲食を行うロイヤリティーカスタマーに対して、このカードを提示すると、飲食料金から、毎回5%の割引。そして誕生日月には1000円分のクーポンとして使える。
しかも、1年間という有効期限つき
単にサービスで安くするだけでなく。顧客の行動に動機づけをあたえ、さらにプレミアムがそれほどないところに、プレミアム感をあたえているところがぎょうざ倶楽部の本当のポイントである。
王将「ぎょうざ倶楽部プレミアムカード」7つの秘密
1.初回のポイントスタンプ
来店頻度の動機づけ
2.会員募集というメンバーシップ
餃子倶楽部という特別組織の勝手なイメージ化
3.募集期間限定という特別な意識の醸成
スタンプのポイントがたまりはじめれば、期間内に達成したいという、わかりやすい目標設定づけ
4.プレミアムカードというもったいづけ
単にもらえるだけでなく、ぎょうざを食べ続けたことによる、会員カード獲得の達成感が味わえる。
5.王将側のコストは、最大でも、消費税分の売り上げからのサービスと誕生月の1000円分のみ。消化率を考えると、さらに少ないコストですむ。王将チエーン500店舗(直営店311店、FC店182店)の全店で使用できるので、チェーン店網で顧客の流動性がトラッキングできれば、さらに情報としては、価値を生むだろう。また、各店舗の店長の裁量によってメニューが構成されているので、別の店舗に行くとちがったセットメニューが楽しめるので顧客の回流性を高めることもできる。FCとしてのブランド力の強化につながる。
各地の王将を食べ歩くブログ
王将Walker
http://ameblo.jp/ohshowalker
6.誕生月への来店化
おそらく誕生月には、カードを持って知人を連れて、「今日はこのカードと誕生日クーポンで1000円割引!」と見せしめる機会を創出。
7.ぎょうざ倶楽部の会員期限が一年
会員募集のたびに20ポイントをためるという学習効果がつき、ぎょうざ=王将の顧客の固定化にむすびつく。
「ぎょうざ倶楽部プレミアムカード」という、持っていることが、いつしか◯◯かっこいい!といわれる時代がやってくることはないだろうが、洒落として持っていて笑いのひとつと、システムをネタとして披露できることは確かだろう。