性感染症と虚偽診断、数千人規模「新宿セントラルクリニック」

性感染症と虚偽の診断、院長に賠償命令 東京地裁

性感染症にかかっていると虚偽の診断をされ、不要な治療を受けさせられたとして、東京都内の男性(46)が、新宿区内の診療所「新宿セントラルクリニック」の男性院長に約260万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、東京地裁であった。近藤昌昭裁判長は院長の診断を「詐欺行為だ」と認め、院長に約49万円の支払いを命じた。

判決は、男性は性感染症にかかっていなかったのに、院長が故意に虚偽の診断をしたと認定。「医師が尽くすべき義務に著しく違反する」と批判した。

 男性の弁護団は判決後の記者会見で、「院長は法廷で数千人に同様の診断をしたと述べており、被害者は多数に及んでいる可能性がある」と説明した。

http://www.asahi.com/articles/ASH8M4GMPH8MUTIL02N.html

なんだか、信じられないニュースだ。

しかも「数千人に同様の診断をしたと認定」という…。

症状がある人だけでなく、検査のみの人がいるから、嘘偽の診察をされればそのまま受け取ってしまう。詐欺行為の罰金で終わるのではなく、なんらかの医療業界の倫理としての罰則はないのだろうか?医師免許1年停止とか…?

新宿セントラルクリニック」を検索してみると…。
http://www.myclinic.ne.jp/scc/pc/

健康保険指定医療機関です

とある…。つまり、嘘偽の診断で、国は7割も医療費を負担させられていることになる。

性感染症という、コンプレックスな病気につけこみ、偽の診断をされてはたまったものではない。

歯医者でも、接骨院でも、長く通わせようとされていたことは、他の院に行くことで判明することでわかる。また、誤診の可能性もあるので、医者は常に、比較するためにも、セカンド、サード、オピニオンを作っておくべきだと思う。特に、命に関連する癌などの疾病も、投薬治療の前に他の施設での精密検査をすべきだ。