「セブン呑み」を検索していたら、約 489,000 件もあって、日経平均の1万8,800円の高値更新のニュースと、一般市民との格差を感じざるを得なかった。
そんな中、「吉呑み」という謎のキーワードを発見した。
なんと吉野家が居酒屋業態にチャレンジしているという。
これは、ぜひ、体験取材したいので、メモを…。
【仮説】
吉野家の2Fとの連動店舗はあるが、常に満席というのはランチタイム以外、見たことがない。
そこで、2F席をなんとかしたいとのことで、居酒屋が現行のオペレーションでも可能ではないか?
牛丼屋がカレーをやったり、ハヤシライスやハンバーグ出したり、すでに業種超えは珍しくもない。
では、居酒屋との、業態並行が牛丼で成立するかということで、全国18店舗で展開中。
【ソリューション】
現行の居酒屋は、「チャージ」「席料」を廃止してでも顧客の獲得を目指すが、客単3,000円以上を顧客が敬遠気味。
顧客の財布のスポットは、すでに、1000円以内へと変革している。しかし、1000円以内というと、立ち飲み串かつ屋とかしかない。
そこに吉野家は目をつけたのだろう。吉野家で飲めばビール一杯とあてが2.5品ついてくる。そして少しだけ長居ができる。
「貧困オトナ」の居場所がここにあった!
「貧困オトナ」とは… アベノミクス景気とは裏腹に、給与カット、ボーナスカット、また正規雇用でなかったり、リストラなど、将来に不安を抱え続けるオトナの総称。消費動向がコンサバティブになり、可能な限り、出費を抑える行動をとる層。
【差別化要因】
閑散時間帯の2F店舗。従来メニューだけでは、もったいない。ビール2本と当てで、1,000円以内。吉野家のオペレーションでは可能なラインだ。そして、メインコンテンツが、なんと「テレビ」。吉野家でテレビを見ながら、軽く一杯。
同僚との飲み会もそこへシフトしそうだ。
セブン-イレブンでの家へ持ち帰って自宅の、「セブン呑み」よりは、よっぽど外食気分は味わえる。
居酒屋業界が、コーヒー業界の「セブンコーヒー・ショック」と同様の「吉呑み・ショック」を受ける可能性があるような気がする。
枝豆 160円
卵焼き 160円
たっぷり野菜 160円
冷奴 160円
フライドポテト 160円
コーン 160円
刺身 310円
ビール2杯飲んでおつまみもお腹いっぱいに食べて、お会計は1570円でした。安いっ。実は給料日前のためお財布には1000円札が2枚しか入ってなかった(本当の話)ので、ちょっと心配だったのですが十分足りました。帰り道で缶チュー杯数本買っていく余裕もあります!『吉呑み』は席料やお通しもない上メニューが低価格なのでかなり安くちょい飲みができます。紅ショウガが席にあるのもうれしい。また、給料日前には来たいですね。
「まぐろ刺身 310円」──。吉野家・JR神田駅店のメニューには、牛丼チェーンとはおよそ縁のなさそうな料理が並ぶ。昨年(2014年)7月から吉野家では、既存店舗の2階を居酒屋風に改装して「ちょい飲み」スペースとする「吉呑み」の展開を始めた。現在では全国18店舗に広がり、同社広報が「あまりに好調で店舗は取材対応不可」と語るほどの人気を博す。
引用元: 繁盛する吉野家の「吉呑み」 牛丼店のマグロ刺身が旨い理由 (NEWS ポストセブン) – Yahoo!ニュース.
1階が『吉野家』で、2階が居酒屋になっているそうです。お店に行ってみたところ、本当に『吉野家』が居酒屋をやっていました。居酒屋の名は『吉呑み』といい、店頭には『吉野家』なのに赤提灯が飾ってあって、ちょっとユニーク。優しそうなおっちゃんが一人で接客してくれました。テレビがあるので、その点は吉野家と違うかな。ビールを飲みながらテレビを見て寛ぐ。いい感じじゃないですか。
『吉野家』のカウンター席がメインなので、一人飲みのお客さんが多いのかも知れません。でもテーブル席も作られているので、2~4人も可能ですが5~6名は一緒に座れないと思います。カウンターに並んで座れば可能ですが、そんなに席数は多くないです。