ネタバレ注意!
『進撃の巨人』実写版を見た。本当は4DXなどで体感したかった映画だ。立体機動装置ほど4DXで体感したかった。
しかし座席はあっという間に満員!
さて、映画のほうは…。
アニメのテレビ版と映画版との徹底的な違いは、実写版というところだが、違和感をそれほど感じなかったのは、役者と監督の腕なのだろうか。マンガの世界との違和感が少ないから不思議だ。
しかし、さすがに冒頭の壁の中の中世風の街並みに、アジア人というのは、映画の世界観を超え、進撃の巨人ならではの何処か別の惑星を見ているようであった。
アジアでも西洋でもない世界、「テルマエロマネ」感や、「スワロウテイル」感なのだ。
そして、壁越しの巨人の登場!さすが、ガメラ監督の樋口さんだ。下から仰ぎ見させればこの人以上の人はいない。
キャスティングにも、ボクには大満足だ。若干、リヴァイはどうなんだ?
モンゴリアン顔の巨人の気持ち悪さ
https://www.youtube.com/watch?v=QloloXmINU4
そして、何よりもアニメとの違いは、モンゴリアン顔の巨人たちだ。
全てが吉本芸人のアンガールズやバナナマンらに見える。無表情なウケをねらっていない、彼らこそ怖いものはない。ビヨンセ直美らに見える。それが不気味なのだ。まるで「大日本人」なのだ。
「フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン」の怖さも現れる。
https://www.youtube.com/watch?v=ZxlICjFpWzI
エレンの寝取られっぷりを表現した三浦春馬のトラウマ、さらに水原希子のミカサも想像以上だった。石原ひとみのハンジのキテレツぶりにも驚く。アルミンも個性的だ。
軍艦島のロケの退廃した世界観もよかったのかも知れない。
後編がすぐに始まるのがうまい。本来3時間でまとめられるものを前篇と後編にわけた公開スケジュールだ。
後半もまた見たいと思った。
20世紀少年や、ハリーポッターは一作目で挫折してしまったが…。