2015年8月15日(土)アルタスタジオ公開生放送!
http://s.mxtv.jp/literacy/bn_detail.php?id=bn318473
今回の「靖国」のテーマ非常に興味ぶかい。
毎年、参拝するかしないで、世界がもめるているのが意味のなくなる話になったからだ。
http://uesugitakashi.com/?p=11182
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20060908/p2
上杉隆さんも有料メルマガとかだけではなく、引用しやすいカタチでこのリークをネット上に残しておくべきだろう。2006年と、9年も前から、旧・厚生労働省の役人が、密かに、A級戦犯の合祀はなされていないかったという事実を掴んでいたのであれば…。
刑死されたA級戦犯が、祀られていないとなると、戦争で亡くなられた方だけが靖国に眠られている。
…であれば、諸外国からなんら、いいがかりを付けられる必要もない。
上杉氏が発掘した文書によれば、昭和46年に厚生省が「靖国神社合祀事務協力」を一方的に打ち切っていた、というのである。恩給法・援護法にまつわる通知のなかに組み入れ、ことばもぼかすことによりカモフラージュされ、「すぐには判明できないように整えられていた」、という。上杉氏は、靖国神社合祀事務協力が憲法の政経分離条項に抵触することを危惧した厚生官僚が、あとから事態を糊塗しようとしたのであろう、としている。
上記文書は「昭和31年4月19日から同45年8月4日まで」の、靖国神社合祀事務協力に関する「諸通知」を廃止するとしているのだが、A級戦犯の祭神名票が送られたのは昭和41年。合祀されたのは昭和53年である。ところが46年に41年の「通知」が廃止されたのだから問題の祭神名票は効力を失い、「靖国神社側が主張してきたA級戦犯合祀の行政の支えが失われたことになるまいか」、と上杉氏は問いかけている。
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20060908/p2
靖国神社は、戦争で命をなくされた方にお眠りいただく場として、祀られている。
軍人でも戦死でなかれば、祀られないという基準があった。
靖国神社で祀るべき人の名前を靖国神社が単独で調べるのは不可能。
厚生省が引き上げ援護局のリストをもとに、祭神名票をつくり靖国神社へ提供する。戦死者リストだ。
しかし、戦後のあのドタバタで作られたリストだ。現在の生きている方の年金でさえ間違うのに果たしてどこまでトラックできているかはもはや誰にも判断がつかない。
A級戦犯を「合祀(戦死者と一緒に祀った)」したとされる松平靖国神社宮司
しかしながら、東京裁判で米国が決めた、A級やB級やC級の戦犯というくくりではなく、戦死されたかどうかで合祀するのが靖国神社としても平穏を取り戻せるキーワードである。
しかし、昭和天皇が不快に思われ、その後参拝されなくなった事実が日経によってスクープされる。
しかし、ここで上杉隆さんが、厚生省からの合祀廃止の文書をスクープしたのである。
つまり行政的な事務としては、昭和31年〜45年の合祀は無効となっているのだ。
上杉隆氏は、この事実を、うまく使えば靖国問題は解決するという。
しかし、東條英樹のひ孫さんは靖国神社に祀られている証明証をテレビで初公開された。
A級戦犯は戦争犯罪者ではないという名誉回復策で14名の合祀されたとされていう事から、靖国問題はずっと尾をひいている。
【1】靖国神社は戦死の人のみしか残念ながら祀れないと宗教上観念から靖国神社が分祀を申し出る。
これであれば、A級と呼ばれた14名は刑死だから靖国では祀れないとなる。
【2】上杉隆氏の意見のように、当時の厚生省の通知ミスで、合祀はされていない。
当然、現、文部科科学省が遺族の名誉のためになんらかの保障をしなければならない。それは新国立競技場のミスからしたら、まったく問題のないような話だと思う。
この2点のセットで、諸外国から靖国参拝について、何も文句を言われる筋合いはなくなるのではないだろうか?
ぜひ、靖国神社の関係者も知恵をひねっていただけないだろうか?
戦後70年だ。そろそろ「靖国レジーム」からは脱却させてほしい。