まさに『ゲスノート』現象という言葉まで登場。文藝春秋 週刊文春 新谷学 編集長へ

週刊文春ってまさにゲスの極みかも…。

清原和博さん逮捕に一番、寄与したのは、週刊文春だったのでは…。

14年3月に「週刊文春」で疑惑が報じられたことにより仕事が激減。それでも涙ぐましく無実を訴え続けてきた男がこの日、哀れな姿をテレビでさらした。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20160203-97336970-asagei

SMAP解散危機…甘利氏辞任…まるで“ゲスノート現象”

川谷が楽曲提供したSMAPは分裂、解散危機騒動が起こり、会見でゲス乙女の替え歌を歌った甘利明衆院議員(66)は28日に経済再生担当相を辞任。ノートに書かれた対象が不幸になる漫画「デスノート」にちなみ“ゲスノート現象”

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160130-00000012-sanspo-ent&pos=4

SMAPの楽曲も川谷氏が提供していたとは…。

甘利大臣の辞任といい…。

しかし、なによりも、『ゲスノート』現象を起こしている張本人は、なんといっても「週刊文春」であることに間違いない。
1億総暇人にとっては、いい暇つぶしになったのかもしれないが、日本が失った時間の損失を考えると、これほど、メディアを消費させた責任は重いと思う。

売れる為にはなんでもやる…。

週刊文春をGuess(推測)してみる

川谷さんの実家に突撃で訪れ…、奥さんに不倫をご報告し、信頼を取り付け、騒ぎを大きくする。
SMAPの記事に関しても、高齢経営者のたわごとを前面にスクープし、イメージとは違う旧体質をあばく。
甘利氏の記事は、スクープなどではなく、一番いいタイミングで露出することを計画していた。
毎週木曜日に次週ネタ、次々週ネタが決定する。週刊文春。
40人にのぼる特集担当者が1人5本、合計200本のネタを集め次週のネタが決定されるという…。
http://shukan.bunshun.jp/

発行母体は、株式会社文藝春秋 だ。
http://www.bunshun.co.jp/

1923年に作家の菊池寛が創設した日本の出版社だ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/文藝春秋

2012年の売上は、7位で、266億100万円


発表!出版社の売上高ランキングベスト10
http://kot-book.com/gross-sales-pubrank/

春画問題で左遷同然の休養させられていた新谷学(51)編集長が戻ってきてからのスクープが続いているのだ。

春画はわいせつか? 文春編集長の休養“処分”に波紋 宇多田ヒカルは「当時の日本人を身近に…」と賞賛
http://www.sankei.com/premium/news/151018/prm1510180034-n1.html

総合週刊誌トップ『週刊文春』編集長はなぜ突然、現場をはずされたのか
http://bylines.news.yahoo.co.jp/shinodahiroyuki/20151013-00050425/

訴訟をも気にしない社内体質

上層部にかつてインタビューしたことがあるが、問題があるのが、「編集長が訴訟を2桁抱えてはじめて一人前…」のような雰囲気が万延していることだ。実際に数千万円規模の訴訟騒ぎになったとしても、どんな訴訟でも結果は、数百万円規模で結果として示談になるから、常に訴訟されるリスクがあってもそれで揺らぐことがない。

報道、出版の自由があれど、必要でないプライバシーまで、売れるものなら売り続ける…。それに乗っかり、消費する大衆側にも問題がある。その間に報道されない大事なことはたくさんある。それを考えると、株式会社文藝春秋 は日本社会に与える損失は非常に大きいともいえる。

SMAPの解散話は、暴かなくてもよかった話しだ。そして、甘利大臣の話しもTPPの立役者になる前だからバリューがあったのだ。同じように、閣僚や大臣の急所は他にもたくさん握っていることだろう。そう、政治家たちがバカだからそんな単純なハニートラップにひっかかり、一番高値で落とせるところで落とされてしまうのだ。堕ちるのは自業自得なのだが、多大な税金と時間の損失なのだ。

しかしそれだけスクープを連発しても、週刊文春の株はあがったとしても、株式会社文藝春秋の「社会の木鐸」としての価値はどうだろうか?新聞社でないからそこまでの意識はないのだろう…。

文芸銃後運動」や「文学者の翼賛運動」を支えてきた創設者の菊池寛が今の文藝春秋を見たらなんと言うだろうか?

ビジネスモデルが、紙からネットへと変化しているので、実際にスクープがあっても、週刊誌の本編を購入する層は確実に減っている。
どれだけスクープに命をかけても、ネットで話題にならないと話題にならないという現象が起きている。
ネットのダイジェストの記事とテレビだけでお腹いっぱいなのだ。

そういう意味では、無料の暇つぶしに「文春」のスクープはちょうどいいのだ。しかし、所詮、無料の人たちばかりが喜んでいるだけだ。

さあ、このスクープ連射で2016年を幕開けしたが、新谷学(51)編集長は、ずっとこの文春スタイルで、この同じようなスクープを生み出し続け、訴訟を抱える人生を歩み続けたいのだろうか? スクープされた人、その家族、その親類、知人…。すべてに恨まれ続ける人生。決して良い来世を迎えることはできなさそうだ。来世があるとしたらだが…。

「スクープはどこから生まれるか」

「親しき仲にもスキャンダル」
―スクープはどこから生まれるか
週刊文春編集長が語る週刊誌報道の舞台裏


『週刊文春』(以下:文春)は1959年の創刊以来、「新聞・テレビが書けない記事」を書くという方針で、数々のスクープを報じてきました。ただ最近は、以前にも増してマスコミ全般がタブー視して、書けないことが増えてきたように思います。週刊文春が、政治家や芸能人のスキャンダルを報じても、他のマスコミが後追いしないケースが多いのです。その結果、当事者にとって都合のいい情報ばかりが発信されることになる。それは非常に不健全なことだと思います。世の中に対して大きな影響力を持つ人物を様々な角度から紹介するのがマスコミの大切な役割の一つだと思います。私が常に現場に伝えているのは、「『王様は裸だ!』と叫ぶ勇気を持て」ということです。

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