まるでマネジメントゲーム 最大4兆5000億円 株式売却 ソフトバンクG 2兆円自社株買いへ どの株式をどれだけいつ販売するのか?

まるでマネジメントゲーム

どの株式をいつ頃、どのくらい販売するのか、つまり、4四半期内というと一年の余裕もある。
当然、アリババ株の16.1兆円で、4.5兆円をまるまるということもスキームとしてはありだ。しかし、Sprintだけでも3.2兆円ある。ソフトバンクKKも4.8兆円。armも2.7兆円 SVFも3.2兆円…と手札はいっぱいある。

しかし、ソフトバンクGの保有株式から見る『株主価値』と、ソフトバンクGの『時価総額』との乖離は常に大きい…。

この違いを、孫正義社長は、マーケットに対し、何度もアナウンスしてきた。それでもソフトバンクGの株価にマーケットは冷たく、さらに新型コロナショックに。

だからこそ、今回の保有株式を売却し、自社株式購入というスタンスになった。


この株式販売スキームだけでも、バリエーションがいろいろと考えられる。まるで『マネジメントゲーム』だ。『マネジメントゲーム』とはソニーが40年以上前に開発した経営研修メソッドだ。孫正義社長は創業時から繰り返しトライし、マネージメント層は必ず経験しているメソッドだ。筆者も『ソフトバンクアカデミア』で10年以上経験している。

意思決定のスピードとどのターンでどんな何をやるのかがゲームの勝敗に大きく関わる。どこをいくらで、いつ、どのタイミングで売るのか?まさにマネジメントゲームさながら…。

https://president.jp/articles/-/20347

マネジメントゲーム
マネジメントゲーム
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実際に、この『マネジメントゲーム』のオンラインの優待があるので、興味のある方はこちらからどうぞ!
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https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=9984.T

ソフトバンクグループは中国の電子商取引会社アリババ・グループ・ホールディングの株式約140億ドル(約1兆5500億円)相当の売却を計画している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたもので、最大4兆5000億円の資産売却や資金化を行う計画の一環。
□ソフトバンクグループは国内通信子会社ソフトバンクの一部株式や、米スプリントの持ち分の一部をTモバイルUSとの合併完了後に売却することも検討している
□資産売却計画については孫正義社長が23日に発表したが、どの資産を手放すかは明らかにしなかった。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-23/Q7O3TXT0AFBD01

最大4兆5000億円 株式売却 ソフトバンクG 自社株買いへ

ソフトバンクG、4.5兆円資産売却 自社株買いに2兆円
ソフトバンクグループ(SBG)は23日、自己株式取得と負債削減に向けて4.5兆円の資産を売却または資金化すると発表
□SBGが投資会社として保有する株式の価値は27兆円を超える。一方、SBG自体の株式時価総額は19日時点で約6兆円
□取引は今後4四半期にわたり実施
□調達する4.5兆円の資金は、最大2兆円の自社株買いに充てる。これは13日に発表した上限5000億円の自社株買いに追加
□「当社史上最大の自己株式取得であり、さらに過去最大の現預金等の増加につながるもので、当社の事業に対する揺るぎない自信に基づくものだ」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57098380T20C20A3I00000/

日本経済新聞

2020/02/12 31.1兆円

31.1兆円の内訳 2020/02/12 31.1兆円
16.1兆円 アリババ
4.8兆円 ソフトバンクKK 通信 Zホールディングス親会社
3.2兆円 ソフトバンクビジョンファンド
3.2兆円 スプリント
2.7兆円 アーム

https://cdn.group.softbank/corp/set/data/irinfo/presentations/results/pdf/2020/softbank_presentation_2020_003.pdf